妻の代わりに夫が育休スタイル
男性の育休取得も珍しくなくなった今日この頃。ただ、そこには「妻の育休取得」が前提となっている場合が多い気がする。
我が家は私の代わりに夫だけが育休を取得するスタイルで育児をスタートする予定なので、産休育休プランの一案として誰かの参考になったら嬉しい。
具体的なスケジュールは以下の通り。
【妻】
12月末出産→1月里帰り→産休明け2月末復帰
【夫】
1月義実家に通い育児→2,3月育休→4月復帰
【子】
12月末誕生→4月保育園入園(予定)
この計画に落ち着いたのにはやむを得ない事情も含め、私たち夫婦の仕事や育児への価値観、周囲の環境など様々な理由がある。
◆私が入社1年未満のため育休が取れない可能性があること
半年前、妊娠が発覚した直後に今の会社に入社したため、「入社1年未満の育休除外」に該当するのでそもそも育休が取れない。(ただし、2022年4月の育児・介護休業法の改正に伴い、産休明けには会社のルールが変わり、育休が取れるようになっているかもしれないらしい)
◆0歳4月保育園入園なら比較的余裕があること
今住んでいる地域は、いわゆる保育園激戦区ではない。ただ、過去の実績を見る限り1歳を超えての保育園は4月から空きが一切なく、それなりの戦いが予想される。まだ生後3か月ではあるが、0歳4月入園を目指した方がその後の設計がスムーズに進みそう。
◆夫婦共に在宅勤務がメインであり、完全ワンオペにはなりにくいこと
夫9割、妻8割在宅勤務のため、月の大半は2人とも家にいる。そのため、1月は妻メインで育児、2月は夫婦で育児、3月は夫がメインで育児、4月から保育園、というスタイルを取っても、常にお互いがお互いを見守れる状況なので、完全ワンオペでどちらかに負担が偏り過ぎることはなさそう。
◆夫婦の仕事と育児に対する価値観が一致していること
我が家は働くことに関しての役割分担が曖昧である。基本は共働きだが、お互いの状況に応じて、その時働ける側、働きたい側に合わせていくスタイルを取っている。育児に関しても、その時育児に時間を割きやすい側がメインで動けば良いと思っている。今回はたまたま私より夫が育休を取得した方が上手く回りそうだったため、このような形に落ち着いた。
育児は2人でするものであり、メインもひったくれもない!という考えもあるし、最もだとも思う。ただ、そこに固執すればするほど不平等感を感じやすくなる気がしている。2人が2人とも常に同じ熱量と時間を育児に割くのは現実的ではない、という前提をお互いに共有し合った上で、出来る人が出来る時に頑張る、ゆるいスタイルをとっていきたい。
赤ちゃんが生まれた後の生活は未知だけれど、「こうあるべき」に縛られず、その時々のベストを尽くして夫婦二人三脚で頑張ろうと思う。