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今後のガソリンスタンド事情(島のGS編)

2030年以降、ガソリンエンジンの自動車販売が禁止になると政府から発表された。これを受け各業界で影響が出てきそうだ。
そんな中、たまたま或るガソリンスタンドの事情を聞いたことから今後の展開について大きなお節介を焼いてみた。舞台となるガソリンスタンドは、離島地区で5店舗をもち島全体をほぼ占有しているため現状の経営は安定している。しかし今回のガソリン車販売の禁止に伴い行く末が懸念される。将来に向け今から対策を講じておかなければならないだろうという相談である。

そこで私がもつモチベーションをパーツとして並べてみた。

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並べたパーツから構想を練ってみると斬新さの欠けた、誰もが考える案となってしまうが、パーツごとに斬新さを加えることは可能だ。その中で一番重要なことは、ガソリンの需要がなくなれば主たる収入源が失われる。その代替えとしてEVステーションや水素ステーションが用意されるだろうが採算性は定かではない。だからこそ主たる収入源を確保しておかなければならないということだ。一般的にはコンビニとの併合が理想かもしれないが、所在地は観光地として賑わう島である。それならそのような条件を活かすために島の特産品、ご当地グルメのイートイン、テイクアウト、土産物販売などを付け加えたコンビニタイプの店舗が有効であろう。同時に地域に密着した移動販売なども行う。要するにコンビニ、道の駅、移動スーパーを一体化させたサービスである。そしてこれらのサービスを軌道に乗せるまでには相当の期間を要するので 主力のガソリン販売と並行して行える今ならリスクは最小限に留めることができるはずだ。更にエネルギー問題に貢献するための太陽光発電、風力発電装置の設置も検討しておけば何かのメリットが得られるかもしれない。又、この構想の最大の強みは島内に5店舗のスタンドがあることで、すべてのスタンドがこのようなスタイルになると「島の停留所(仮称)」として観光客の周遊も見込める。そのうえ移動スタイルの実施により地域にも密着したサービスが可能となるのである。

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もちろん、すべてが描いたようにうまくいくなんていわない。だが部分的にやれることから始めると2030年到達までには構想通りにいかなくても何かの形にはなると確信している。そんな今回の構想、あなたならどう考える。


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