#4 アドバイザーが語る、ブランドを立ち上げるうえでのコンセプトやストーリーの重要性とは。

司会『そろそろお時間になりますので、最後にお一人ずつ質問等ありましたら...』

ここで、改めてブランドのコンセプトに対する岡田さん(仮名 以下、岡田さん)の想いを明確化するためにアドバイザーの藤本さんはこう問いかけた。

藤本さん『誰もが自分に自信を持てるアパレルブランドってあるんですけど「誰もが自分に自信を持ってる」ってどういう事ですかね、具体的な案もあるとは思うんですけど、あまりまだここのイメージがつかなくて。』

岡田さん『そうですね、この誰もがっていうのは、ターゲット層として今の若年層、大学生などの学生が「垢抜けたい」って思っているけれど、まだ出来てない人、服に対して関心がない人たちにメイクなどをきっかけにしてもらって、僕のブランドで自信がなくとも変化を感じて貰う事ができれば僕は凄いやりがいになりますし、まだ全然抽象的にはなるんですけどそこをコンセプトにしています。』

『もっとストーリーを言語化できたらいいかな』

写真左から上田さん、藤本さん

藤本さん『なるほど。ありがとうございます。 聞いてて思ったのは、もっとそのストーリーとかを言語化できた方がいいのかっていうのを思っていて、何でそういうコンセプトが大事かって言ったら、やっぱり共感する人を増やしていかないといけないと思うんですよ、これから。自分自身もなんですけど、学生起業家ってなってくるとお金も人脈も多いわけじゃない。特に、お金がないから出来る事めっちゃ少ないみたいな。だから、その為にも共感できる言葉にしておくっていうのは、めっちゃ大事やなっていう風に思っていて。』

今まで、マルシェを始めとした様々なイベントを自分が主体となり、様々な人と共同して行ってきた藤本さんだからこそ、ブランドにかける想いやストーリーの重要性、そこに共感してくれる人達の大切さを岡田さんに丁寧に語る。

藤本さん『 自分はニーズから入る、需要から商品を作るっていうのは、これは自分じゃないなーって思っていて、ニーズから作ってしまったら世の中に結構いるからめっちゃ差別化が難しいなって思うからこそ、想いから作った方がイノベーションって生まれやすいんじゃないかなって。
今のこの世の中って、「応援商品」っていう誰か共感するものに対してお金や時間を使う文化が出来てきていて、だからこそそういう応援する理由として、自分はどういう未来を実現しようとしているみたいなとかをもっと強く出してみてもいいんじゃないかなっていうのを思いました。』

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