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■1分間動画「流山市人口増戦略完全理解2書籍」の紹介/この2冊で人口増への取組が完全理解できます。

1.既刊:ロンクセラー『こうして流山市は人口増を実現している』(同友館)の概要

(1)3人の導師が示す正道(Right track)です。

■正道
 人口減少と少子高齢化は、日本の喫緊の課題です。この解決の糸口の一つが、本書『こうして流山市は人口増を実現している』(同友館)で明らかにした流山市の人口増戦略の実例です。この実例から学ぶべきことを3つに凝縮すると下記の事項になります。
 1.エビデンスのある人口増ビジョンの策定(ビジョン)
 2.ビジョンの実現を可能にする経営の仕組みの構築(システム)
 3.その経営の仕組みを担える人材の育成(ヒト)です。

  正道(Right track)です。

 この正道(Right track)には、巨匠ドラッカー、巨星コトラー、達人コリンズが明記する道の「標識」があります。ドラッカーは、組織に成果をもたらすマネジメントを、コトラーは、政策に成果をもたらすマーケティングを、コリンズは、ビジョナリーな経営の仕組み構築で人を動かすことを指摘し、正道の歩き方を提示します。

■邪道:よこしまな道
 しかし、最近の政治家の裏金と真顔で行う虚偽発言、大企業の不正事件に代表されるように、多くの人と組織が邪道を歩み困窮し、自らを自滅に追い込み社会に害を為しています。

 3人の導師はその原因も明示し、ドラッカーは、真摯さなきマネジメントは邪道へ、コトラーは、市民志向を徹底しない組織は邪道に、コリンズは、カリスマに頼る組織は社会を忘れるとします。
 政治、行政、企業のリーダーが真摯さを深く理解せず、肩書きで跋扈し、過信、尊大、傲慢になり、権力とお金で物事を動かそうとし、結局は失敗します。

(2)真摯さとエビデンスで社会を動かし市民を創造する

 流山市の躍進には、上記3人の導師が示す「標識」を活用し、原因の悪癖を最小にする見識があります。
 例えば、市長や職員に見られる「真摯な」言動、総合計画での「エビデンス」のある地域ビジョンの策定、行財政改革での「改革の原則」に基づいたビジョナリーな経営の仕組み構築などがその取組みです。

 真摯な言動と様々な市民起点の取組みが地域の活力を喚起し、それを「まちづくり」に結集します。その成果がドラッカーが組織の目的とした「市民の創造」であり人口増です。人口減に立ちすくむ「消滅可能性自治体からの脱却戦略」のお手本です。

(3)Amazonでの読者の投稿

 本書についてAmazonの読者投稿欄に下記内容が投稿されます。本書の意図をとらえた内容です。

■タイトル:小説よりも読者の胸を躍らせる地方自治体の冒険譚/2023年3月21日に日本でレビュー済み

内容
 市民は自治体の顧客という発想にまず仰天しました。確かに「マネジメント」でドラッカーは「行政組織の目的は市民の創造である」と述べています。そう、企業の目的が顧客の創造であるように。

 流山市は顧客である市民を生み出す戦略として、セグメンテーション、ターゲティングを行います。ターゲット世代を特定市民と呼ぶ政策には仰天です。また対顧客戦略を積極的に進めるために欠かせない社員である市職員のエンゲージメントを高めるために、真摯なキーワードを掲げます。
「知りながら害をなすな」
 通り一遍の聞こえが良いだけの他の自治体のモットーとの何たる違い。

 市政改革当初は当初は東京圏に通勤する親が「子育てしやすい町」を目標としていましたが、やがて「子供のそばで働ける町」へと舵を切り、雇用の創出も視野に捉えています。
更に先を見据えた目標は「市民が誇りと喜びを感じる町」
小説よりも読者の胸を躍らせる地方自治体の冒険譚を是非楽しんでください。(以上、読者投稿より)

(4)主な内容

下記が主な内容です。ご活用下さい。


2.新刊『マイナスから出発した流山市の人口増戦略』(Kindle出版)の概要

(1)約20年間で「消滅可能性自治体」から
   「自立持続可能性自治体」に

■ 20年前は「消滅可能性自治体」に
流山市はエビデンスの明確な取組とその実績から、日本全体が人口減でも「市民増を実現している街」「子育てしやすい街」「住みやすい街」として、多くのメディアに取りあげられ、大きな注目を集めています。
 しかしその流山市も、20年前は「消滅可能性自治体」のような、無名で、有力産業も有名な観光資源もない、少子高齢化時代での財政破綻が予測された自治体でした。

■現市長による経営とマーケティングの活用
 ところが、2003(平成15)年に、市政は経営である、自治体にはマーケティングが必要とする現市長井崎氏が、市民から担がれて現れます。そこから流山市の改革が始まります。

 経営改革の実行で市役所の経営力を高め、マーケティングの導入による市民との共創から、地域の資源を、掘り起こし耕し育て、20年間で約15万人の市民を22万人に、約7万人の新市民を呼び込める街を創造します。
 
 結果、2024年には全国で65しかない「自立持続可能性自治体」のひとつになり、さらに、日本全体の人口が1億人前後になる2050年までの市民増が予測されています。誇るべき成果です。

(2)経営(マネジメント)力と
  マーケティング力で街は発展できる(井崎市長)

 井崎市長は、庁内にはまだまだ不足な点、やるべきことは至る所にあると断った上で、「内外から評価を受けている理由は、『市政は経営』であるという信念のもと、マーケティングを進めてきた成果の結晶と考えています。

 その経営(マネジメント)とマーケティングで為すべき基本は、企業も行政も同様で、経営(マネジメント)とマーケティングは、行政職員が、社会に貢献できる成果をあげる方法論とし、職員すべてに必要なもの」とします(『マイナスから出発した流山市の人口増戦略』より)。

 この経営とマーケティングの習得と実践は、2050年代には1億人になる人口減少と、744の消滅可能性自治体が発生する社会で、その解決に挑む首長と地方公務員としてのあなたの、最優先の即座に着手すべき取組です。詳しくは『マイナスから出発した流山市の人口増戦略』をご参照下さい。
               -完-


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