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事業者は、デザイン発注から一緒に作れるデザイナーを探そう

「地産デザイン会議2024」に参加しました

8月17日、JAGDA主催の「地産デザイン会議2024」に参加してきました!

「事業者とデザインの歩み寄り」という、まさに話したかった!!というテーマ。

実際にデザインを活用した3組の事業者とデザイナーの事例を聞きながら、参加者同士でディスカッションを深めていきました。

結論…「デザイン発注ってめっちゃ難しい」!

理由①デザイナーの射程範囲が一人ひとり違いすぎる

まず、デザイナーと一口に言っても、一人ひとりやっていることの範囲が全く違う。

グラフィックデザイナー、WEBデザイナー、ブランディングデザイナー…言葉としては同じ肩書きでも、実際にやっていることは本当に人それぞれで、もはや肩書きなんて実際には必要ないのでは?と思うくらい。

そんな中で百人百様のデザイナーから自分たちに合った人を選ぶのは本当に難しいことで、結局「色々な人と話してみる」しかないのかなと思います。

(登壇されていた事業者さんも、何年もデザイナーハンティングをして失敗を重ねた末にようやくピッタリなデザイナーと出会えたとの事。)

理由②何を作るか、それが難しい。

うまくデザイン発注できる事業者は、多分ほとんどいない。

そもそもやりたいことが言語化されていなかったり、やりたいことを実現するためにどんなデザインが必要なのか判断するのも難しい。

目的はデザインを作ることではなくて、経営をよくすること。
そのために何を作るべきか?作らないべきか?
その判断がめちゃくちゃ大切で、めちゃくちゃ難しい。

発注を作れるデザイナーと組むしかない

登壇されていた堀田カーペットの堀田さんの「発注を作れるデザイナーと組むしかない」という言葉が妙に腹落ちしました。

わたしも、「ロゴを作りたい」ではなく「こんなことがしたい」から相談してほしい。

とにかくデザイン発注以前の歩み寄りがもっとできるように、丁寧に、焦らず時間をかけて事業者のみなさんと信頼関係を構築していかねば!と改めて思えた良い時間でした。


事業者とデザイナー同士のリアルな話が飛び交って、とても良い議論ができた

登壇者やスタッフの皆様、交流させていただいた参加者の皆様、前向きで良い時間を本当にありがとうございました!


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