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フリーランス、屋号の由来と約4年使って感じたこと

最近私の周りで、社名や屋号に関する話題が度々出てきました。

起業や独立・リブランディングのタイミングって、名前に悩みますよね…。

私が2021年に開業届を出してから使い続けている「Mana Design」という屋号。
(去年まで会社員とフリーランスの複業を続けていたので、個人事業主歴は意外と長いのです)

屋号の由来を人に話すと「それ、もっと言ったほうがいいよ!」と言ってもらえることもあるので、名前をつけた時に考えていた事やネーミングのポイント、実際使ってみて良かったことや気づきなどをまとめてみます。

私が屋号を決めた時のポイント

Mana Design は、ただ自分の名前をつけたのではなく、色々なことを考慮しながら決めた屋号です。

ポイント① 自分の言葉で熱く語れるか

他の人でも言えるような表面的で綺麗な言葉ではなく、その事業に込めた自分ならではの想いやエピソードをきちんと語れることが大事だと思います。

自分だけのストーリーを込めるからこそ、人に話した時にさらに事業への想いを再確認し、原点に返ることもできます。

開業前、「パッケージだけ」「チラシだけ」など部分的なデザインにジレンマを感じ、自分の仕事に意義が見いだせなくなっていた私。
もっと事業の上流から深く関わり、事業のパートナーとしてブランドを一緒に育てていけるブランディングデザイナーになりたい!」という思いを持って開業しました。
屋号にも、その時の気持ちが込められています。

「愛弟子」「愛娘・愛息子」など、愛着のあるものに対して「まな」という言葉がつけられます。
それと同じように、自分のブランドやデザインにも愛着を持って、長期的にブランドを育てていってほしい。
そして私自身も、みなさんと一緒にブランドを育てる存在でありたい!
そんな想いを込めて「Mana Design」と名付けました。

ポイント② 読みやすく覚えてもらいやすいか

屋号をつけたのは、開業してこれからどんどん地域でお仕事を獲得していくぞ!と意気込んでいた頃。
とにかく地域内で「デザインを頼むなら私」と、デザイン領域で一番に想起されるポジションを取るねらいもあり「マナデザイン」とストレートな屋号に決めました。

(ブランディングと入れるか悩んだのですが…呼びやすさ等も考え「デザイン」に。)

ポイント④ 商標登録できるか

抜けがちだけど重要ポイント!
いくら素敵な名前をつけても、誰かの商標権を侵害してはいけません。
ある日突然名前が使えなくなったり、損害賠償請求されるようなリスクも…。

ということで、特許情報プラットフォーム J-PlatPat というサイトで既に名前が商標登録されていないかを簡易的にチェック。

他に商標が存在しないことを確認した後、Toreru というサイトで商標登録を行いました。
(初めての商標登録でしたが、オンラインだけで完結してめちゃくちゃスムーズでした。相談にも乗ってくれるし忙しい人にオススメ。)

屋号を約4年使って感じたこと

良かったこと

シンプルな名前にすることで、当初の狙い通り周囲にとても覚えてもらいやすかったと感じています。
「マナデザインさん」と呼んでもらいやすい短さも良かったかも。

悪かったこと

自分の名前がついた屋号を呼ぶのが、とにかくこっぱずかしい!!
開業届を出した後もしばらくは恥ずかしくて自分で屋号を言えませんでした…。

また、これから法人化を検討する場合、属人的なネーミングは合わなくなる可能性もあるな…とも考えています。

由来を語るのは、原点に立ち返る機会

今回改めて屋号の由来を書いてみて、開業当時の気持ちに立ち返ることができた気がします。
みなさんの社名や屋号の由来も、ぜひ教えてくださいね^^

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