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作業と仕事、やりがいと停滞

ミーティング中、「それを決めてしまうと、この仕事は作業になっちゃうんですよね」と同僚が言った。
聞いた瞬間、頭の中が混乱した。チームで仕事をするのだから、一定のルールは決めておいた方がいいのではないかと思ったからだ。みんなが違う方向に進みだしたら手戻りが大きくなってしまう。それで本当にいいのかと。

話しをしていてこうも思った。「単調な仕事はやりたくないよな」と。つい先日、技術的に難しくないコピーアンドペースト作業をしていたことも思い出した。あれは楽しいものではなかった。
これを決めることで、自分が同僚にも同じ状況を与えてしまうのではないかと思った。

無駄なことは省き・効率化して、目的を達成するための効果的な方法を考えてきた。それが間違いだとは思わないが、それだけでもないのだと思う。
効率的でなくても、結果がともなわなくても、自分で考えて、決めて、納得できることが楽しいのではないか。自分もそういう仕事をしたいのではないか。
みんながおもしろがれる余白を残そう、納得しながら成功と失敗ができるようにしようと思った。

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安田 学
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