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普通じゃないことを特別にしたっていい

駅の構内を歩いていると、あるポスターが目にとまった。「普通じゃないことを気にしなくてもいい」そんなことが書かれていた。

普通ってなんだろうと少し考えて、ある活動範囲で大多数になることだと定義付けてみた。それらしい気がする。
自分の活動範囲を想像してみると、さして人数は多くないように感じる。交友関係の広い人は3倍くらいはあったりするのだろうか。それでも普通を決めるには狭いのではないか。

たとえば、あるマイナーなアーティストが好きだとする。学校や職場には同じように好きな人はいない。自分は少数派だと感じるだろう。
もしそのアーティストがCDを出して1万枚売れたとしたらどうだろう。自分以外に9999人もそのアーティストを好きな人がいる。少ないと感じるだろうか。

0.0001%と見るか1万人と見るかで受け取り方は大きく変わってくる。1万人の中の1人だと考えたら、普通じゃないは、何か意味のあることに感じられるかもしれない。ちょっと図々しいのだとしても、それくらいでちょうどいいのだ。

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安田 学
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