恐ろしい夢
恐ろしい夢を見た。
起きたら背中に汗びっしょり。しかも夢の中で叫んだ自分の声で起きてしまうなんて、いったいいつぶりだろう。
正確には覚えていないが、だいたいこんな内容だった。
……夜の高速道路を、なぜかマツコ・デラックスとドライブしている。どこかのパーティー会場に向かっているらしい。
少し時間に遅れて到着。すでにパーティーは始まっている。しかし会場は照明を落としていて、パーティーというより、誰かのプレゼンをみんなで聞いているような神妙な雰囲気だ。
審査員席のようなところには、いとうせいこう氏が座っている。僕はなぜか、彼に気安く話しかけた。
「あ、こうせつさん」
間違えた!
「いとうせいこう」と「南こうせつ」を間違えた!
ひらがなつながりで間違えた!!
もう恥ずかしくて申し訳なくて、どうしたらいいかわからない。
ステージでは誰かがショーをやっている。僕はそのステージに過剰反応することで、自分の失態をごまかそうとした。
「オォーマイガァァー!!」
……その自分の大声で目が覚めたのだった。
背中には汗びっしょり。人間追いつめられると、これ以上ないベタなリアクションをとってしまうということがわかった。
「オーマイガー!!」って(笑)。
それにしても「せいこう」と「こうせつ」を間違えるか。
……あり得るな。
いいなと思ったら応援しよう!
いつも応援ありがとうございます。いただいたサポートは、書籍の購入費に充てさせていただきます!!