「壁紙出とるやん」
ある年の紅白歌合戦。
「ゲゲゲの鬼太郎」を歌う熊倉一雄さんの後ろで、着ぐるみの妖怪たちが踊っていた。
親父「壁紙出とるやん」
家族「……壁紙?」
僕「壁紙……。もしかして、ぬりかべ?」
親父「そうそう、ぬりかべ」
いくら間違えるにしても「壁紙」はないだろう。しかも、着ぐるみの妖怪たちの中に、ぬりかべはいなかった。いったいどれを見てそう思ったのか。
もはや、追及するまい。
【追記】
おそらく「一反木綿」のことだったのではないか、と後から思いました。
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