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コツコツできる自信のつくり方

どこぞの自己啓発本みたいなタイトルだが、最近ふと思ったことだったので書いてみることにする。

ここ2年くらい(もっと長いか)、ほんっっっとうに自分に自信が持てなかった。コロナ期が始まってしばらくした去年の秋口からなんかはかなり重度で、塩をかけられたナメクジばりに小さく小さくなっていた。それが、今はだいぶ良くなった。

よくなった理由は、ある一つのことを続けられているから。それは「歩く」こと。一ヶ月少しくらい前からはデジタル腕時計で歩数を測るようにしていて、今は毎日10,000歩を目標に課して歩いている感じだ。

きっかけは4月にある友人からもらった「秋にある(わりと有名な)イベントに登壇しませんか?」というパス。とても光栄なことだったが当時重度の自信欠乏症だったので、「声掛けはありがたいが、今の自分には何も話すこともありません。ましてや大勢の前に立って話すのは正直怖いです。」と伝えた。でも、悩みに悩んだ挙句、結局受けることにした。

受けることにした時に決めたのは「自分の話の中身については全然自信持てないけど、この準備期間を経て、それでも聴衆を振り向かせる技を身につけるいい機会にしよう」ということ。中身がダメなら見た目しかない。見た目ってのは外見もそうだし、身にまとうオーラというかそういうものも含めて。

で、歩き始めた。毎日30-40分コツコツコツコツ歩いた結果、身体も絞れて目標突破(年初から5キロ減)。なんせ歩くのは楽しい。歩きながらzoom打ち合わせとかも良い。

自分の場合歩いてるとお遍路モードになるのもいい。10年以上前のことを身体が覚えてくれている。

声も大事だと思って、6月からはボイトレも始めた。3ヶ月間やってみて、先週初めて自分の体を楽器として使う感覚を得た。これは嬉しい。

マツリテーターたるもの、ぶよぶよの身体で何言ってるかわからない弱々しい声でボソボソ話しててもダメでしょう。完璧な状態なんてない。はったりであっても堂々とガツンとかまさなきゃ。という理想に近づく。

以前は毎日のTODOリストを「こなせない自分」と毎日向き合って向き合い続けて自己嫌悪に陥りもっと落ち込むというループを続けていたが、(今でも大体こなせないんだけど、)「歩いてる」ことを続けていられるだけでだいぶ気持ちがいい。振り返ると、自信、ついたわ。

さて、今日も歩こう。

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