半沢直樹(最終回)を見て

最終回を見終えました。
世間一般的には、先週の日曜日の放送でした。
でも、秋田の地上波では今日のお昼から放送されました。
いや〜、感動しました。
最近は、何かと泣いてばっかりだなぁ。。

どうして、半沢直樹が世にウケるのか?
いろんな人が記事を書いています。

「最後に正義が勝つ」

日本人は、このストーリーが好きだという説があります。
水戸黄門だったり、戦隊ヒーローだったり、日本人にはこのスタイルが好まれる傾向があります。
時代は変われど、深いところでの人々の趣向は変わらないのかもしれません。

それに加えて、願望もあるのかもしれません。
本当はこのドラマのようにしたいんです。
半沢直樹のように振る舞いたいんです。
しかしながら、現実の世界ではなかなか難しい。
それに、最後に正義が勝つという保証はありません。
自分の正義が、必ず正しいという保証はないんです。
会社の上司に楯突くことなんてできないし、自分の正義を貫くこともできないんです。
だから、ドラマの主人公に自分の姿を重ねてスッキリしているのかもしれません。

と、ここまではいつかのどこかの記事で読んだものの受け売りです。
僕は、以下のように考えました。
やっぱり、人間は感情だなと思いました。
このドラマは、視聴者の感情に訴えるものがあったから好評だったと思うんです。
このドラマの中で、物事を解決していくためには、その人の感情を動かすことが鍵だったように感じました。
やっぱり、人間は感情の生き物なんです。
人の心を動かすのは理屈でも正論でもありません。
感情に訴えかけなければ、人間は変わらないし、動きません。

そして、この気付きを自分の行動に反映させてみようと思います。
僕は、感情の人です。
喜ぶときは、思いっきり喜びます。
怒るときは、ちょっとやり過ぎちゃいます。
哀しいときは、どん底まで落ち込んで病みまくります。
楽しいときは、身体中から楽しさを発します。
ある人に言われました。

「本当に人間らしいですよね。」

それが、僕なのです。
僕のことを、時代錯誤だと言う人がいます。
現代は、人は人、自分は自分、の傾向が強いと思います。
他人に期待はしない、人には依存もしない。
人と人との関わり方は一定の距離感を保ったものになりつつあると思います。
だから、僕のことをノスタルジックだと言う人もいます。
このような僕の考え方は、古臭いんですよね。
他人の感情を全部受け止めて、それについて深く深く考え抜く。
そんな僕を見て、こんなことを言う人もいます。
「他人の気持ちなんて、その人しか分からないんだから。
 何なら、その人だって分からないんだから。」
ま、そりゃそうですよ。
とはいえ、人との関係性を薄くする理由にはならないかと思うのですが。

コーチは、人と関わる仕事です。
コーチングは、人に変容を与えるためのスキルです。
だったら、感情を大事にするべきなのではないでしょうか。
少し大げさだって、いいじゃないですか。
めんどくさくったって、鬱陶しくたって、いいじゃないですか。
そうじゃないと、人と向き合うことは難しいだろうから。

僕は、感情の人でありたい。
僕は、感情を大事にしたい。
そして、それを貫きとおすことができる強さを身に付けたい。
プチインフルエンサーになるための道は、遠いなぁ。。

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