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ポリスノーツ(プレイメモ)
1994年に小島監督が手掛けたという、ハードボイルド•SFアドベンチャーゲーム『ポリスノーツ』
PSアーカイブスで購入し、PSPでプレイしてみました。
主人公•ジョナサンは、かつてポリスノーツ(宇宙警官)だった頃、宇宙でのテスト遊泳中に事故に見舞われ宇宙へ放り出されてしまう。
それから25年間、コールドスリープ状態で宇宙を漂流していたジョナサンは奇跡的に発見され生還を果たすが、戸籍上は55歳でも肉体年齢は30歳であり、かつての同僚や知人とは疎遠ですっかり浦島太郎状態。更に事故がきっかけで宇宙恐怖症になってしまい、ビヨンド(宇宙にある都市)では暮らせず、ホーム(地球)でひっそりと探偵をしていた。
2040年のある日、元妻のロレインがジョナサンの元を訪れる。
彼女は再婚した夫が謎の失踪をしたため、行方を探してほしいと依頼。
夫は務めていたトクガワ製薬で何やらトラブルに巻き込まれた可能性が高く•••
手掛かりは「葉の切れ端」「カプセル剤」そして謎の言葉「プラトー」
依頼を受けるか否かジョナサンが迷う中、帰ろうとしたロレインが何者かに襲われ、ジョナサンは犯人を追いかけるが•••
とにかく突然始まる銃撃戦にビックリした。
しかも操作が分からない。
エ、エゥエエイムゥゥー!(超やりにくい)
ちなみにリロードは△ボタン。弾は無制限。
犯人を追って捜査するパートは何したら良いか分からずモタモタ。
前に進めば良いのに進んでくれない。もどかしいw
何とか犯人を追い詰めたんだけど逃げられ、気が付いたらクライマックス!←
ロレインもう死んでしまうんかい!!
と、ここまでがプロローグで(長い)ジョナサンはロレインの最後の願いを引き受け、ビヨンドへと向かう。
でも、宇宙が苦手なジョナサンは、フライト中バテバテなんだが、スチュワーデスさんを呼び付け•••
ぇ(困惑)
しかも、触れるだと(触った←)
昔はこういうセクハラ的スケベ表現がまかり通ってたっけ。
ちなみに触るとこれ以降、主人公はスケベ野郎認定され、事ある毎にイジられます。
スケベイベントはまだあって•••
胸に停まった蚊を捕まえるために胸をつつきまくらなきゃならないのには流石に引いた。
後は、とにかく会話がダルい。
建物をクリックし『中へ入る』を選択しても会話がダラダラ続く。
「よし、じゃあ入るぞ」
「周りに人はいないか気を付けないとな」
「こんなところで捕まるのは御免だな」
「それよりタバコはいい加減やめろよジョナサン」
「咥えてるだけだ。火は点けてない」
いいから早く入れ!
極めつけは爆弾処理のイベント。
似たようなバッグに仕掛けられた爆弾を見つけるのに一悶着。
無駄な会話がいちいち入って全然操作出来ずイライラした。
ちなみに操作を誤れば爆弾が爆発してやり直しになるんだが、またあの無駄な会話を聞かなきゃならずゲンナリ。
紆余曲折を経て、舞台は月へ。
そこでも無駄な会話がダラダラ続く。
いいから早く乗れぇぇえぇぇ💢💢
何回『ポッドに乗る』をクリックさせる気だよ!?💢
ちなみにストーリーは麻薬の話から臓器売買に変化していた。
どうやら手広く商売(笑)していたらしい黒幕の悪徳製薬会社のトクガワとそれに寄生する悪者をぶっ飛ばすため、ジョナサンは最後のステージへと乗り込む。
バタバタと話は進み、ジョナサンは無事に悪者をやっつけ、落ちぶれ者扱いされてた彼等は一躍ヒーロ一に。
だが、ジョナサンは惜しまれつつも地球が自分の居場所なのだと帰るのだった。
見送りシーンはなかなかの感動モノ。
しっかり劇中の伏線を回収して•••
完!!
では感想を少々。
とにもかくにも、挿入されるシューティングイベントが非常にやりにくかった。
L、Rボタンでオートエイム出来るが、撃つ度に画面が赤くビカビカ光るので見えにくかった。
アニメーションがとても良かったし、ゲーム自体は面白いと思うものの、やはり今やると何もかも古くさく感じた。
『リーサルウエポン』のバディものを意識してるらしいが、そのノリからして古い。野暮ったい。
特に会話がつまらない。そこだけセンスが抜け落ちてる感じがした。
というわけで、名作なのは確かだが私的にハマれないゲームでした。
これの前作にあたる『スナッチャー』やるか迷うなぁ•••(ちなみにPSアーカイブスには未配信)