クロックタワー(プレイメモ)
今は無きヒューマンのホラーアドベンチャーゲーム『クロックタワー』
PSアーカイブスで購入し、PSPでプレイしました。
北欧の山間にひっそりとたたずむ屋敷。
その屋敷には高くそびえる時計塔があり、いつしか土地の人々はこう呼んでいた。
“CLOCK TOWER ―時計塔屋敷―” と。
1995年。ジェニファーは父の失踪、母との死別により孤児院に引き取られたが、ある日、彼女と友人達3人の養育先が見つかったという知らせが入る。
彼女は引率してくれる教師メアリーと3人の友人達と共にその養育先へ向かう。
そこがCLOCK TOWERと呼ばれる屋敷とも知らずに•••
こうして、クロックタワーでの惨劇が幕を開けるのだった。
開始早々、友人達は行方不明。教師メアリーも姿を消してしまう。
皆を探して彷徨うジェニファーの前に、不気味なシザーマンが現れ•••
か弱い主人公には逃げるしか術が無いのだが、とにかく操作が独特。
アイテム取ってほしい時はダラダラ歩くのに、行きたいところは全力で素通りする。
まぁ、そういうもどかしさがホラー的な情緒を盛り上げてるのかもしれない。
いつもの私ならイライラするとこですが、寧ろそこが面白かったり。
狙ったとこにちゃんと動いてくれるよう操作する•••あれも一つのエイム力w
で、屋敷を探索していると、ジェニファーの父がかつてこの屋敷を訪れていたことがわかる。
産婦人科医だったジェニファーの父は、この屋敷の夫人(メアリー)の出産を助けたが生まれてきたのは悪魔の双子だった。
彼は双子に右手を食い千切られ、そのまま幽閉され、亡くなってしまったのだった。
そうしてジェニファーが辿り着いた地下の奥には•••
こういうのベルセルクで見たような(笑)
ジェニファーは逃げながら撃退し、脱出しようとする。
だが•••
優しかったはずの教師メアリーが立ちはだかる!
メアリーの正体にはビックリだが、ジェニファーは非常にクールに対処w
ついでに友人も救い、難を逃れるのだった。
完!!
要するにクロックタワーは悪魔の双子の時を止めるため(そのままだと死んでしまうらしい?)の儀式に使われていたってことかな。
意外に早くクリア出来ましたが(2~3時間くらい)真エンド(Sランククリア)の条件を満たすために何周かしました。
ランダム要素があるので、周回プレイしても新鮮味があり、ゲームオーバーになってもその場からやり直せるので打たれ弱い主人公でもさほど不便を感じず。
昔のゲームながら、なかなかプレイしやすい作りでした。
雰囲気が良く、楽しめました。