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自分で考える力を身につける。小さな差は大きな差になる。

どーも、まなびの事務部 こみや です。

Twitterで何度も簿記は基礎が大事だと発信をしています。
基礎なんてわかってるから、わからないココを教えてよ。
そう思っている方もいると思います。
それでも基礎が大事だと何度も発信しています。


■基礎とはルールのこと

私が言っている「基礎」というのは「簿記のルール」のことなんです。
ルールをわかったつもりでいると
・簿記の試験問題がむずかしくなったときに対応ができない
・実務で簿記をするようになっても、なぜその処理をしているのかわからない
・突発的な取引があっても仕訳を考えることができない
・上司や先輩に聞こうと思っても何がわからないか、わからない
などデメリットしかないんです。


スポーツもルールにそって行いますよね。
例えば野球。
バッターはバッターボックスの中からはみ出さずにボールを打たなければいけません。
これは基礎的なルールです。
もしバッターボックスからはみ出したらアウトやストライクをとられてしまいます。


簿記もルールにそって仕訳をきりますよね。
損益計算書では会計期間外の金額は記載してはいけません。
簿記の基礎的なルールですね。
利益を多く計上したり少なく計上した場合、どうなるか?
不正会計となって犯罪になります。


そのあたりは税理士さんが最終的に確認はされるので大丈夫だとは思いますが、税理士さんのチェックでひっかかって修正を求められたら?
どこを修正しないといけないのか、なぜ修正しないといけないのか、わからないですよね。
基礎がわかっていなかったら。


■身につけるべき2つのポイント

理解して仕訳をきるために基礎はしっかり身につけておきましょう。
制度を理解しろと言っているわけではありません。
・簿記のルールを理解しましょう
・簿記の考え方を身につけましょう
この2つだけで就職したら重宝されます。
それだけ理解している人がいないんです。


■なぜその仕訳が必要か説明できますか?

いわれた通りに仕訳をきることができる人はたくさんいます。
でも自分で考えて仕訳をきることができる人は少ないです。


いわれた通りにしか仕訳をきれない人はなぜその仕訳が必要か自分で説明できません。
・去年と同じように仕訳をしました
・去年もこの仕訳でした
そんな言い訳は通用しません。


でも自分で判断して仕訳をきれる人はなぜその仕訳が必要か自分で説明できます。
・去年はこの仕訳のきり方だったけど、よく考えたらこっちの仕訳の方が正しいのではないか?
・制度がかわったからこっちの仕訳にやり方を変えないといけないのではないか?
そう考えることができます。


■小さな差は大きな差になる

簿記の基礎が大事だといっているのは、簿記の試験問題を解くためにだけ必要だからではありません。
実務で簿記をやるときに理解しているのか。
この差はすごく大きいです。
簿記の勉強をしている今のうちにしっかり基礎を身につけましょう。

簿記の基礎をしっかり身につけて、周りと差をつけたい人のお手伝いをするために、これからも発信を続けていきますよ。


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