芝生より断然クラピア!
新築の家の庭に、クラピアという植物を植えました。
家庭用ではあまり馴染みのない名前だと思いますが、公共施設では採用されているところも多いようです。
クラピアとは
クラピアを販売している[株式会社エスビーエル]という会社のオンラインショップページから引用します。
それぞれの項目について、簡単に説明します!
1 雑草対策にもってこい
歯が上に向き縦に伸びる芝生とちがって、クラピアは横に茎を伸ばしていきます。
雑草の種が飛んできても、クラピアの茎や葉が地表を覆っているため地面にたどり着くことができず、雑草は芽を出すことができません。
また、芽を出した雑草があっても、クラピアがみっしり生えた地表へは太陽の光が届かず
光合成ができないため成長を止めることができます。
2 管理しやすい
夏前には一旦全部刈っておかないと・・・そろそろヤバいな・・・涼しいうちにやっておきたい・・
芝生の維持管理は大変です。
景観を気にしないのなら、多少放っておいても問題はないと思いますが
草ボーボーの庭はやはり貧相に見えますよね。
芝生が伸びてるだけで「あれ、空き家かな?」と思ってしまうことがあります。
クラピアは先述したように横に伸びていく植物です。
刈り込みはやってもやらなくてもいい!
刈り込みを行わなければ、ふわふわのお花畑になりますし、刈り込み頻度を多くすればより緻密なじゅうたんのようなお庭に成長します。
好みに合わせられるのもめちゃくちゃ良いです。
3 土壌を強くする
根っこが土の深いところまで伸びていき、密集して土壌を支えます。
芝生と比べても根っこの量が全然違う!
沖縄では、赤土の流出が抑えられるかの実験を大学と共同で行っています。
土が水で流れても多量な根が支えるので、急な斜面にも植栽することができます。
(これは・・土砂災害の危険が高いところでセメントの代用として使えるのでは?)
4 成長スピードが速い
クラピアの成長速度は芝生のなんと10倍と言われています!
日当たりがよく、推奨する間隔で苗を植えた場合は、約2ヶ月もすれば地表をすべて覆ってくれるようです。
成長するのを待っている間に雑草が生えてしまった・・
なんて可能性が低くなるので、これだけでもかなりポイント高いです。
(雑草の生命力をなめたらあかんのですけど)
5 海の近くでも大丈夫
クラピアは、海岸沿いで自生しているヒメイワダレソウという原種を改良したもので、塩水に強いという特徴をもっています。
海岸沿いで台風を経験しているクラピアも見事に緑のじゅうたんとなっています。
沖縄のような地域にも適しているといえます。
6 種をつけない
クラピアは種をつけずに、茎や葉が増殖していくことで広がっていきます。
知らない間に畑に生えてきてしまった、気づいたら隣地に・・
ということがないので安心です。
また日陰に弱いので、背の高い植物の周りでは成長しません。
7 踏みつけて良い
クラピアの上を歩くだけでは擦り切れたりすることはありません。
擦り切れても、周りから伸びきて再生します。
踏みつけることによって、より緻密になるのでどんどんカーペットのようになっていきます。
防草シートとの併用で、クラピアが繁殖しやすく、全体に広がるまでの雑草抜きが楽になりますが、地植えより根が張りにくいためか耐踏圧性については若干弱くなるそうです。
8 青々としてる期間が長い
平均気温が10度以下になると休眠に向かいます。
芝と比べると緑の期間が長く、寒さにも強い植物です。
1年中10度を上回る沖縄では、ずっと青々としているはずです!
9 防草シートを守る
防草シートも紫外線により劣化していきます。
単純に雑草対策であれば、最初でクラピアも植栽しておけば放置しても大丈夫。
地表を覆ったクラピアが防草シートを紫外線から守ってくれるため、シートの耐用年数が延びます。
10 楽してきれい
小さくてかわいいお花が咲きます。
種類によって色や花の数が違いますが、刈り込みをせずに育てていけばお花畑に。
逆に刈り込みを多くしていくと、きれいな緑のカーペットになります。
手入れできずに芝生ボーボーになるより、放置してお花畑になる方が断然イイ!
以上
『クラピア育て隊』のページを簡単にまとめさせていただきました。
他にも、植栽の仕方や手入れの仕方などくわしい情報が載っていますので興味のある方はのぞいてみてください。
私が購入した[ミドリス]さんのHPも分かりやすいです。
今後は私の庭に植栽したクラピアの成長の様子など、noteに載せていきたいと思います!