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普通の子の中学受験、昔と違うMarch付属の教育現場の「今」

中学校から付属校に行くなんてラクしたいだけ、社会で使い物にならない、などなどの偏見。正直、子どもがMarch付属中に入るまで、私自身もありました。そこで、March付属校の教育現場の「今]をレポートします!

私自身、子どもから学校の様子を聞くかぎり、「自分の中学校の頃より厳しい!(レベルが高い)」と感じています。ある教科の課題でレポートをまとめて、クラスで発表する授業があったのですが、そのレポート内容だけでなく発表にもさまざまな工夫がされていたそう。

ある子はタブレットをもちこみ、画面ごとに実にみごとな説明(メモ等を見ず)をして、先生から「私より説明が上手い!」とほめられていたり、ある子は一通り説明した後、「今回の発表を簡単なテストにしたので時間がある時にやってみてください」とみんなに自作のミニテストを配ったり。うちの子は、パソコンが得意なのでそれを駆使して、私が見ても「先生がつくった資料?」と思うほど手のこんだレポートに仕上げていましたが、発表の仕方にまで工夫をすることは思いついておらず、みんなのプレゼンテーションの高さに面食らったといいます。

たかがMarch、されどMarch。以前はY50前後のMarch付属校も、ここ数年でY55前後、さらにはY60超えのMarch付属校もあります。すると何が起こるのか? それは、入学してくる子供のレベル層がまったく違ってくるということです。

実際に、私も子どもの担任の先生は「正直、今年入学してきた子ども達のレベルの高さに驚いています」とおっしゃっていました。それは、学力面というよりも、生活面、学習への態度なのだと思います。

うちの子も、決して絵にかいたようなマジめなタイプではありませんが、宿題、テスト勉強などは当たり前にやり、レポートの提出などもがんばっているようです。

私の場合は、高校受験があったのでそれなりに勉強漬けの中学時代を送りましたが、創意工夫して宿題を提出した記憶がほぼありません。。。ただ、決められたことだけやっていただけ。

高校受験、さらには大学受験がないからと、怠ける子、手を抜く子もいるでしょうが、もしうちの子が通う学校でそういう態度で学校生活を送ってしまうと、周りがマジめで勉強熱心な分、「悪目立ち」してしまいます。

レポートの出来栄えをみても、このままビジネスの資料をつくることも、うちの子の通う生徒たちにとっては、それほど難しくないだろうと思われます。実際、うちの子がパワポでつくったレポートは、私のつくるものより見栄えのいいものに仕上がっていました。(まだ中1ですよ~奥さん  w)

ありがたいことに、受験がない分、大学に入ってから、社会に出てから「困らない」教育が徹底されているのを感じます。

毎日のように行われる小テスト、その点数によって補習があったり、学年順位がでたりと、常に手を抜くことを許されない環境が、今の付属校。実際、やる気がなく、一定の学力に達していないと高校には上がれません。これを「ぬるい環境」と言えるかどうか。もちろん、大学受験がないというラクさはあるでしょうが、今の付属校というのは昔のイメージとは違い、「毎日が真剣勝負」な学校生活のようです。

以上、レポート報告でした。次回は、メインテーマの中学受験について書きます・・・汗


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