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「英語を理解する時は日本語訳するな!」の意味

Ryoです!

英語を理解する時は日本語訳をしてはいけない

こんな話を聞いたことはありませんか?

とはいえ、

「日本語訳をしないで英語を理解するってどういうこと?」

と疑問に感じられる方も多いのではないでしょうか?

ということで、本日は

リスニング力を爆上げする
長文読解のコツについて書いていきます。

日本語訳の弊害

中学校や高校の授業で

「この英文を日本語訳しなさい」

と求められたことはありませんか?

実は、これにより
【英語を理解する際には日本語訳をする】
という習慣が身についてしまった人が大勢います。

ところが、英語と日本語の語順は
大きく異なります。

一目見ただけで
主語から後ろが全て反転しているのが分かると思います。

日本語訳をしながら英語を理解するということは

英語の情報の流れに逆らって理解をするということです。

英語を読むときに使う脳と
英語を聞くときに使う脳は、
「入ってくる情報を理解する」
という点において同じです。

つまり、日本語訳をしないと長文が読めない人は
リスニングでも同じように日本語訳をしながら英語を聴いています。

ところが、耳から入ってきた音の情報を
反転して後ろから返るように理解しようと
試みている間に、
次の英文が流れてきます。

こうなるともうパニックです。

ではどうすればいいか。

答えは単純です。

英語が流れてくる順番で
英語を理解できるように訓練する。

これだけです。

サイトトランスレーション

語順が全く異なる英語を
流れてくる順番に理解するためにはあるコツがあります。

それが、

短く小分けにして意味の区切れ目をつくる

という方法です。

I want to try on/
a suit/
I saw/
in a shop/
that’s across the street/
from the hotel/

上の画像の英文であればこんな感じで
短く小分けにしてあげます。

こうして小分けにした英文を
上から日本語に直してみます。

I want to try on/ 試着してみたい
a suit/スーツを
I saw/私がみた
in a shop/ある店で
that’s across the street/向かいにある
from the hotel/ホテルの

こうやって小分けにした情報を
前から順番に英語にしていく読み方を
サイトトランスレーションと呼びます。

リスニングで困っている人は
こうやって意味の区切れ目で細切れにし、
前から日本語に直していくことで
英語を反転させながら理解する悪習から
抜け出すことが大切です。

「日本語訳をしてはいけない」というのは
「日本語を使って英語を理解してはいけない」ということとは
全くの別物です。

これを勘違いし、
日本語を介在させずに英語を理解することを目指し
挫折した人をたくさん知っています。

そうではないんです。

日本語訳というのは、「正しく自然な日本語」のことであり
「日本語訳するな」という忠告の意味するところは
「英語の流れに逆らって理解しようとするな」
ということなんですね。

ところが、です。

このサイトトランスレーションという方法は
色々な書籍で取り上げられていますが、
少し説明不足な点があると思っています。

それは
「なぜそのような日本語訳になるのか」
という思考を育てる「行間の問い」についてです。

実は、この「行間の問いを立てながら読む」という方法こそが
リスニングの「意味理解」を育む上で最も大切なことなのです。

この「行間の問い」については
次回のブログでまとめていきたいと思います!

私の受講生の中にも
この「行間の問い」を使った読み方を知り
「もっと早く知りたかった」
と感動された方がたくさんいます。

何も特別な方法ではありません。
私が考えた方法でもありません。
英語ができる人は自然にやっていることです。

次回のブログも楽しみにお待ちください。

それでは!

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