進学塾に負けない無料塾by細田
こんにちは、副代表の細田です。
最近暑いし、雨で湿気も多いしで大変な日が続いてますね。
私はバテバテです。皆さんはお元気ですか?
7月9日は教室がいつもと違う場所でした。
なぜなら参議院選挙のため会場が使用できなかったからです。
今回は貸し会議室を借りて開催することができました。
いつもと違う場所なので迷子になるスタッフと生徒がちらほら。。
いつか、自分たちがいつでも使える場所ができたらなぁ。
そんな風に思う日でした。
進学塾に負けない無料塾
私たちは無料塾です。
しかし
無料だから進学塾みたいに成績は上げられない
無料だから大学には行けない
私たちはこんな進学塾の劣化版を作りたいわけではありません。
学校のわからないところを学ぶ補修から、難関大学に行きたいという子へのサポートができるところまで、進学塾にも負けない塾を目指しています。
マナビファクトリーの学習支援
私たちの学習支援では授業をしません!
(某〇〇塾みたいになってしまいましたが方針としては参考にさせて頂いています)
生徒たちの自学自習する力を育てる、そのための体制を整えています。
自学自習する力はずーっと生徒を支える
自学自習する力は一生ものの力になります。
進学塾では素晴らしい先生が揃い、素晴らしい授業をしています。
私自身も塾に行っていたのでその力を実感していました。
しかし、進学塾のすごいところは授業だけではありません。
実は家で自学自習しないといけないような仕組みを作っているところこそ進学塾のすごさだと思います。
大量の宿題と先生に怒られる恐怖
塾に行くと大抵大量の宿題がでます。
そしてやらないと怒られます。
生徒がかわいそうに思えますが、この宿題と先生への恐怖によって塾の時間以外も勉強するようになります。
そしてこの自学自習の時間に生徒の能力が伸びています。
もちろん自分で机に向かって勉強する、というのが理想ですができる生徒は多くありません。
自転車の練習のようなイメージです。
補助輪が大量の宿題と先生の恐怖。
はじめはそれが無いと自転車に乗れませんが、その内補助輪が無くても自転車を漕ぐことができる。
最初から補助輪なしで練習させるのはそれこそ難しいというのは分かる人が多いのではないでしょうか。
自学自習の時間こそ学力が身についている
自学自習の時間に生徒は伸びるのでその時間が多ければ勉強ができるようになります、
授業の時間は大事ですが、受け身の勉強時間です。
この時間は予習復習をしていれば身になります。
しかし、授業単体では受け身だけなので全然成績は伸びません。
自学自習の時間に、わからない点を自分で調べたり、問題を解いてアウトプットをしたりすることで、成績や合格につながる本当の力が付きます。
受験勉強やテスト勉強をしている時に、できるようになっている!と思ったことがある人も多いのではないでしょうか。あの感覚こそが成長している感覚です。
マナビファクトリーの学習方法
自学自習の大切さがわかっていただけたところで具体的な取り組みを説明します。
大量の宿題を出して、やらなかったら叱る。
これはやりたくないですし、圧倒的にマンパワーが必要なのでできません。
(教師側になって先生が叱ることのすごさを知りました。。)
なので、教室では勉強する時間よりも
目標を立てさせる
計画を立てさせる
振り返りをする
修正する
このようなサイクルの確認を大切にしています。
一番難しいのは目標を立てさせること?
この中で一番難しいのはどれだかわかりますか?
それは目標を立てさせるです。
「成績を上げたい」「合格したい」
こういったものがあれば大事ですが
本人に目標もやる気も無いとお手上げです。
(怖い先生が叱るというのはこれを解決する一つの方法かもしれない。。)
こうすれば目標が見つかるといった即効薬はないので
マナビファクトリーでは根気強く生徒に関わっていくことを大事にします。
本人の中に実はやりたいことはあるのに、環境のせいで気づいていない可能性があります。
普段出会わない人と話すことで、自分の目標にそのうち気づくことを信じて勉強するよりも話を聞いて聞いて聞きまくる。
成果を感じにくい難しい時間ですが、まずは毎週来てくれれば上手くいっているのかなと思うようにしています。
大学生のボランティアスタッフが来てくれているので、そうした近い未来の人たちと話す時間も大事だなぁと感じています。
計画の確認には最新の学習システムを導入!
さて、目標を確認出来たら具体的に計画を立て、普段の学習を振り返っていきます。
これもマンパワーが必要なので、マナビファクトリーでは学習システムを導入中。
使っているのはこの2つ。
・studyplus for school
生徒の学習状況の確認、記録。振り返りに使用。
・受験コンパス
目標を達成するための参考書計画の作成。目標までの距離を確認。
お金はかかりますが、費用対効果が高いと判断し採用。
ボランティアスタッフにも使えるようになってもらい、マナビファクトリー全体で生徒に均質な学習指導ができるように日々使い方を研究しています!
大分長くなりましたね💦
教室の状況は今回はこの辺りにしておきます!
それでは読んでくださった皆様、ありがとうございます。
これからも応援していただけると嬉しいです!
寄付のお願い
寄付リンクはこちら(マナビファクトリーの寄付ページに移動します)
日本の相対的子どもの貧困は13.5%、ひとり親家庭ではほぼ50%が相対的貧困といわれています。
そしてそのような家庭では、経済的な理由で子供の進路高校までとしている割合が高くなっています。
将来の収入と学歴には相関関係があり、貧困の家庭の子どもは貧困の連鎖がしやすいということがわかっています。
そんな貧困の連鎖をNPOと地域の力で解決すべく、マナビファクトリーは活動しています。
この活動には1教室年間で50万円ほどかかります。
スタッフも役員の人件費は含んでいません。
ありがたいことに地域の自治体、大学などから協力を頂き、活動場所のアドバイスや、学習支援のスタッフの呼びかけをして頂いています。
生徒も2か月で10名を超えています。
年間3,000円の寄付の方が20人ほど集まれば
大学受験をする生徒10名に模試を受けさせることができます。
年間5,000円の寄付の方が100人集まれば1教室を1年間運営することができます。
寄付いただいた方には活動報告で感謝の気持ちやより具体的な活動内容お伝えする予定としております。
(まだマナビファクトリーは認定NPO法人ではありません。寄付していただいたみなさんが寄付金控除を利用できるよう、認定NPO を目指しておりますので、これに関しても年間3,000円以上の寄付会員の皆様が必要ですので、ご協力、応援をお願いいたします。)
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