News in Brief (04 August 2023) メモ #57
国連のチーフエコノミストが小麦 (wheat) と米 (rice) の価格高騰を警告したという記事。
ロシアが黒海穀物イニシアチブ (the Black Sea Initiative) から離脱したことで (pull out of)、市場の先行きが不透明 (uncertainty) になっています。それにより、7月の世界の食料価格が数か月ぶりに上がったそうです (global food prices rose for the first time in months in July)。
国連食糧農業機関 (the UN Food and Agriculture Organization, FAO) によれば、米の輸出規制 (restrictions on rice exports)によって、国際食料品価格が上がっている (push international food commodity prices up) とのこと。
7月の平均食料品価格は1.3パーセント上昇し、これは小麦や植物油 (vegetable oil) の価格が顕著に上昇した (notable jumps) そうです。
トウモロコシ (maize) と砂糖の国際価格は落ちたことで、部分的にですがこの価格上昇は相殺されたみたいです (partly offset this price rise)。こうした背景に照らして、FAOは、全体の価格は去年と比べてまだほぼ12パーセント低い状態だと報告していました (..., which FAO put into context by saying that...)
FAOのデータによれば、米の価格は7月に2.8パーセント上昇し (rise by 2.8 per cent)、インドが輸出を禁止した去年と比較すると (over the last year after India prohibited exports)、20パーセント上昇したそうです。
FAOのチーフエコノミストの Maximo Toreto 氏は、世界人口の大部分 (a large swathe of the world population)、特に、世界最大の米輸入国であるアフリカ (the world's largest rice importer) にとって、こうした食料価格の上昇は食料安全保障上の重大な懸念が生じさせる (raise substantial food security concerns) と警告。
2022の7月には、国連はトルコ (Türkiye) と協力して共に、ロシアとウクライナとの黒海穀物イニシアチブを仲介しました (broker the Black Sea Initiative with Russia and Ukraine)。その目的は、アフガニスタン、エチオピア、イエメンなど、それを必要としている国々 (countries in need) に必要不可欠な食料品 (essential food commodities) を届け、世界規模の食料価格の高騰を食い止めるためです (reverse spiking global food prices)。
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