News in Brief (26 July 2023) メモ #50
気づけば50個目のNews in Brief の記事。100は行きたいですね。
今回の記事は、国連がウガンダにおける反同性愛法案 (Anti-Homosexuality Act) を撤回する (repeal) ように求めたという報告。
同性と関係を結ぶことを標的にし、死刑や長期の禁固刑で罰せられるようにした法案 (legislation targeting same-sex relationships punishable by the death penalty and long prison sentences) です。国連だけでなく、ウガンダの人権活動家からも撤回するように批判されています。
人権委員会(Human Rights Committee)のメンバーから性的志向や性自認を理由にした差別や迫害に対する深い懸念が示されていました (voice deep concern about discrimination and persecution based on sexual orientation and gender identity)。
「市民的、政治的権利に関する国際規約(International Covenant on Civil and Political Rights)」が国際社会できちんと履行されているかをモニターしている専門家は、ウガンダ政府に対して、ヘイトスピーチや暴力が激化している問題に対処する (address rising levels of hate speech and violence) よう求めました。
ヴォルカー・ターク国連人権高等弁務官 (UN rights chief Volker Türk) は、3月にアフリカにおける同性法案 (Homosexuality Act) について、おそらく世界で最も最悪な法案と述べましたが、この提言も同じ立場からなされたものです。
人権委員会副議長の José Santos Pais 氏は、人々に課されたこのような悲嘆すべき制裁 (the grievous sanctions) は我々の信じられないものであり、締約国 (the state party) が正当化できるものではないと述べていました。
ちなみに、条約を法的に守るかどうかは様々なレベルがあります。
ブラジルについて議題が移ると、人権委員会は先住民 (indigenous peoples) に対する攻撃や殺戮が続いていることを非難しました (condemn ongoing attacks and killings of indigenous peoples)。
特に懸念されていたのが、土地分割と資源開発をめぐる紛争 (Of particular concern, conflict over land-division and resource exploitation) です。社会的に脆弱で迫害されたコミュニティが危険にさらされています (put vulnerable and marginalized communities in danger)。
同委員会は、ブラジルに対しても先住民の土地所有権を守るよう求めていました (uphold indigenous peoples’ rights to own their land)。
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