ランニング始めました。
「は、走りてええええ」
そう思った秋の日の朝。
とある衝動に駆られ友人と二人で近くの公園へ駆け出した。
朝日が気持ち良い。
「これが早朝ランニングか」
と思いながらゆったりとしたペースで走り続ける。
「早朝ランニングええな。毎日やろうや」
そう友人と話していた。
全長2.5kmほどの道のりを軽やかに走って行く。
その時だ。足の異変を感じ始めた…
「大丈夫か!?」
友人が駆け寄る
この時、茂野五郎の気持ちを悟った…
まあ、足を踏まれたわけではないが(笑)
足が動かないのである。
どうやら原因は運動不足のようだ。
「え、わいまだ21やで…
運動不足にしては早すぎやろ…」
しかし特に腫れや骨の異常は見られなかったため、筋肉痛だとわかった。
ここから青年は一つのことを学んだ。
「管理に速いも遅いもない。
使うのであればそれ相応に
管理
をしなくてはならない」
説明しよう。
車は購入時から、車検を定期的に通し、管理する。
農家も種を撒いたその日から管理が始まる。
そのように自分自身も遅かれ早かれ常に管理すべきである。
10年経ってようやく車検に出し始めるだろうか?
種を撒いて一年後に管理を始めて良いだろうか?
そう。それでは手遅れなのだ。
治るものも治らない。死んでしまうのだ。
だから死なぬように自分も常に検査し、管理しなければならない。
自分は
「まだ21歳やし、運動とかせんでも健康でいれるやろ。」
そのような甘い考えを持っていたのである。
そうしていたら、下半身の筋肉が死んでいたのである。
言いたいことは“管理“である。
最近は使い捨てのものが多いから
管理をする人が減っているように感じる。
100均のものは雑に使うけれども、
VUITTONのバッグならば大切に管理して使うよな…?
なのにどうして自分の体という
一生の財産を雑に扱ってしまったのか。
青年は憤慨し朝日に向かって涙した。
皆さんは自分の体を大切に扱っていますか?
自分が持っているどんなに1番高価なものよりも
大切に使ってあげていますか?
皆さんが僕のように
「さらば
甲子園の星よ…」
と言われないことを願います…