9月12日manabi!「アスリートサポートに必要なアセスメントと評価方法」セミナー報告
みなさん、こんにちは。
Manabi運営担当、パッションが取り柄の管理栄養士の佐藤彩香です。
今回は「アスリートサポートに必要なアセスメントと評価方法」というテーマで開催しました。
ご講師は、Manabiのスポーツ栄養の先生といえば柴崎真木先生
柴崎 真木先生
管理栄養士、健康運動指導士、健康科学修士、経営学修士(MBA)。 アトランタ五輪を目指す競泳選手に食事のアドバイスを行ったことをきっかけに、スポーツ栄養士の道を目指す。スイミングスクール、フィットネスクラブで一般の方の運動・栄養指導を経て、実業団陸上部、トライアスロン、スピードスケート、サッカーJリーグジュニアユース、大学ラグビー部、高校野球部などジュニアからトップアスリートの栄養サポートに関わる。文部科学省委託事業スタッフとしてロンドン五輪男子柔道、競泳日本代表チームの栄養サポートを担当。現在はフリーランスでアスリートの栄養サポートを中心に、執筆、レシピ作成、セミナー講師など幅広く活動している。
今回は、知っているようで、奥が深いスポーツ栄養のアセスメントについてです。
1.9月12日のセミナー報告
今回のセミナーは、アセスメントがテーマ。
この理解ってとても難しいですよね。
先生からあった【スクリーニング】と【アセスメント】の違いを説明できますか?という問いに、びくっとなった方も、いらっしゃったのではないでしょうか。
このアセスメントがしっかりできているとアスリートのサポート内容もしっかりしてきますね。
アセスメントの基礎的な説明はもちろん、最新の研究データも踏まえた上で、先生の見解もお伝えしてくれました。
2.柴崎先生のセミナーでの強みは最新のエビデンスと現場での融合
柴崎先生のセミナーを受けていて感じることは、最新のエビデンスをしっかり紹介していただきながら、現場に落とし込むノウハウを伝えてくださるところです。
栄養アセスメントの意義はもちろん、
アスリートのスクリーニング・ABCDEアセスメント
をしっかり説明して頂きながら、たくさんの文献からアセスメントの際に注意すべき点や意識すべき点についてお話しいただきました。
なかなか現場に追われていると、最新のエビデンスを追うことが難しい場合も多いと思います。そんな方には、研究と現場のリンクができる貴重な機会になったのではないででしょうか。
一言でアセスメントといっても奥が深く、ここは深め続けないといけない分野であることを感じる時間でしたね。
3.参加した人の声
様々な感想を頂くことが出来ました。
豊富な経験を踏まえた貴重なお話を聞くことができました。日頃、難しいなと思っていたことの解決のきっかけになる内容でした。
何を目的にアセスメントするのか、しっかりゴールを設定したうえで検討していくことの大切さを認識することができました。得られる情報は多いほうが良いと思っていましたが、計画的に利用できなければチームや選手の負担や不信感につながる可能性があるという言葉が心に残っています。サポートや原因追及に夢中になってしまうことがありますが、第一に選手やチームのことを考えた介入をしなくてはいけないと再認識できるとても良い機会となりました。
本当にありがとうございました。
スポーツ栄養の切り口から当該分野の専門を深めるのにどこを網羅しておけばよいかというポイントのおさえかたはもとより、汎用性の高い思考へと誘う掘り下げ方に多くの知見に、と非常にたくさんの学びがありました。
教科書のは載っていない、実際にサポートされている方の視点から話を聞くことが出来たので、実際に業務にあたる際参考になることが多かったです
など受けてよかったという声が多数でした。
嬉しい限りです!皆様ありがとうございます。
4.Manabiの紹介
manabiでは、こういった現場で使える有益な情報をお伝えする、イベント・セミナーを開催しています。
次回以降のセミナーのご紹介です。
2020年10月18日 15:00~17:00
【オンライン開催】行動変容栄養学講座 栄養指導時に役立つ!運動実践例とトークについて
2020年11月14日 10:00~12:00
【オンライン講座】行動変容栄養学講座 糖尿病の実体験を聞くセミナー
です。ぜひ上記のマナビのHPのイベント詳細ページよりご覧ください。
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