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遊びながら「非認知能力」を育む!~おもちゃインストラクターで博士(工学)のオススメ「おもちゃ」~②

やっぱり、積み木は最高の知育玩具ですね!

子どもが3歳の時に買ったソフト積み木は、3年後の6歳でも大活躍しています。
◆軽くて柔らかいEVA素材(スポンジのようなソフトな素材)を使用したソフト積み木131pcs

この積み木を選んだ理由は、
・ソフトなので投げたりして遊んでもケガをしないし、部屋も傷まない。
・様々な形がある。丸、三角、四角、台形などの形を遊びながら理解していける。
・シンプルな色違いのセットの組み合わせ。赤、青、黄色、緑、オレンジと色も覚えることができる。
・軽いから、子ども自身が片付けることも容易。遊んだ積み木を片付けるのを習慣づけやすい
(積み木を入れる箱に積み木を投げ入れて遊びながら片付けすることもできる)
・個数が多いので、かなり高く積み上げることもできて、崩れた時も大きな音がしない

遊び方によっては、全ての非認知能力を育むことができます。
非認知能力とは下記の8つです。

<非認知能力>
①自己認識:一度決めたことは、何があってもやり抜く根性がある
②意欲:何事に対しても、意欲的、主体的に取り組むことができる
③忍耐力:一度失敗しても、諦めずに何度も挑戦することができる
④自制心:目の前の誘惑に惑わされず、自らを律することができる
⑤メタ認知ストラテジー:自分の置かれている状況を客観的に分析、把握することが得意である
⑥社会的適正:組織の中では、リーダーシップを発揮し、まとめることが得意
⑦回復力と対処能力:意に沿わないことがあってもすぐに立ち直ることができる
⑧創造性:困難に直面した場合、自分で工夫しながら局面を打開するのが得意

昨日、子どもに「お外に行く?」ってきいたら、「お家で久しぶりに積み木をしたい」とのことでしたので、一緒に積み木で遊びました。

昨日は、非認知能力の①自己認識、②意欲、③忍耐力、⑤メタ認知ストラテジー、⑦回復力と対処能力、⑧創造性を育むことを意識して遊ぶことにしました。

子どもと私との1対1の勝負。
積み木でつくった構造物の高さと幅の両方を競うことにしました。

・5色の積み木から2色ずつを使って構造物をつくる
・色は子どもが決めていい(子ども:赤、青。私:黄色、オレンジ)
・制限時間も子供が決める(タイマーを子どもが自分でセット)
・構造物の高さと幅はメジャーで測りその数字を子どもに書かせる(名前や数字を書く練習にもなる)
・最大5回勝負で先に2回勝った方の勝ち

タイマーを使ったのは、時間の感覚を身につけさせるためです。
また、時間配分など時間の使い方も考えることにも繋がります。

子どもも簡単に使えるこのタイマーはオススメです。
時計とタイマーと二つあるので、何時何分という時刻と、その時刻から「10分」などの時間も視覚的に理解することができるからです。
大人も、カップラーメンの3分タイマーにも使えるし、便利です。
◆ソニック(Sonic) 時っ感タイマー

子どもと私との積み木勝負の結果は・・・。
1回目:引き分け
・高さ:子ども<私
・幅:子ども>私

2回目:引き分け
・高さ:子ども>私
・幅:子ども<私

2回の勝負でお互いに死力を尽くしたので、そのまま引き分けで終了しました。

片付けは、子どもが「積み木を入れる箱を、おとうさんの頭の上にあげて。積み木で玉入れするから」と楽しんで片付けることができました。
これもソフト積み木だからこそ、ですね。
木の積み木だったら、当たると痛いですから。

積み木で構造物をつくるときに、どう積み上げるか。
様々な形の積み木を触りながら、形や大きさや長さを認識して組み合わせていきます。

どう組み合わせれば崩れずに安定するのか。
重力も自然と理解できます。

積み木で遊びながら、体感しながら学べる。

やっぱり、積み木は最高の知育玩具ですね!


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