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【政治・経済】のより良い勉強法を考えてみる

 歴史は覚える事が多すぎ!地理はあんまり得意じゃないけど、社会科目どうしよう、、と悩んでいる方の救世主が政治・経済です。倫理という選択もありますが、自分が政治・経済選択なので今回は政治・経済という選択をオススメしてみたいと思います。

①政治・経済のメリット

とにかく覚えることは歴史より遥かに少ないです。
中学範囲の公民の知識がある程度あれば、更にとっつきやすくなります。
覚える事が少ないという事は、早く基礎知識をつけて演習できるということになります。
社会に時間がそんなにかけられない時は、とてもオススメです。
 将来の夢が公務員や法曹などであれば、政治分野の知識が資格試験に生きますし、大学でも生きるでしょう。社会を生きていく上で重要な知識が得られます。

②政治・経済のデメリット

 私立・国公立問わず、受験で使える大学が少ないということです。

GMARCHと呼ばれる大学群では多くの学部で政治・経済を使えますが、全学部入試か学部別入試かなど大学によって募集定員や倍率が変わるので、入試についてよく分析すべきです。

早慶上智では、早稲田のみが政治・経済の使える大学となっています。早稲田商学部、法学部のみ個々別入試で政治・経済が使えます。
人間科学部や社会科学部の新方式の入試では、共通テストの政治・経済を利用して受けられる個別入試があります。こちらもよく分析すべきです。

私大の共通テスト利用入試や国公立大学で共通テストを使う場合は、政治・経済を使える場合が多いです。

③共通テスト9割への勉強法

 ここから勉強法です。
まずは、教科書などでの知識を蓄えると良いです。共通テストでは、教科書で大々的に扱われて居ないような原理原則も取り上げられています。
2025年度入試のサンプル問題では、難民条約におけるノン・ルフールマン原則が問われました。
こういう教科書の知識で解きにくい問題は、消去法や推測で補うか、もっと詳しい資料集や参考書で補うかしましょう。まずは知識の定着が最優先です。

爽快講義↑や蔭山先生の本がおすすめです。

マーク式問題集で間違えたところを繰り返し解いてみましょう。↓

オススメはマーク式問題集を使って、アウトプットすることで、知識を定着させつつ重要な考え方を会得できます。

④私大入試への勉強法

 私大は結構細かいところまで問われます。
特に早稲田は難しいです。私大入試の対策としては、上記の参考書をやって知識を定着させた後に、過去問を抜粋した問題集で演習していくのが良いと思います。経済の計算問題や記述問題に不安がある場合は、その対策をしてもよいでしょう。

経済分野の計算問題は、そこまで沢山のパターンは出ませんし、きちんと本質を理解していれば、その場で解けるレベルのものが多いです。
記述も本質理解が必須です。結局は知識があるかに帰着します。

赤本を解いてみたり、「政治・経済標準問題精講」や「私大攻略の政治・経済」を自分の受ける大学のレベルに合わせて解きましょう。自分の志望校のレベルと比べて過度に難しい問題を解く必要はありません。

知識定着→演習という感じで進んでいきましょう

さいごに

 政治・経済は入試で時事問題が出ることもありますし、ニュースを見て記憶に残ったことが入試で生かされることもあります。政治や経済のニュースや新聞を見るのも良い勉強でしょう。(そこまで集中してやる必要はありません、息抜きでニュース見るくらいで十分です。)

ぜひ政治・経済という、いわばマイナー科目を存分に生かして頂きたいです。絶対コスパいいですよ。

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