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横浜創英中学・高等学校 視察報告

横浜創英中学・高等学校 視察報告

探究活動の説明、授業見学、横浜創英の教育、サイエンスコース探究、グローバルコース探究についての説明など3時間半の視察に、全国から50名前後、主に教育関係者が来られていました。

「学校が社会で必要な経験の場を提供」するために「学校運営を生徒主体に移譲」「学びを生徒主体に移譲」するなど先進的な取り組みが行われています。

そもそも子どもの発達は一律ではありません。家庭環境やそれまで受けてきた教育環境、目指している将来の姿も、個によって違います。その全ての個ができるだけ伸びるようにとカリキュラム設計されています。

2025年度より科目の自由選択性が現行よりさらに拡充。大学との連携により、高校3年生では大学での講義受講実績を高校の単位にできます。

中2、中3のグローバルコース探究、サイエンスコース探求の授業を見学。グローバルコース探究では実際に社会で活躍されているゲストから与えられた共通の改題解決に向けて対話を重ねた発表が行われていました。サイエンスコース探求では自分でテーマを設定、各々が様々なテーマに取り組んでいました。具体的に課題に取り組んでいる生徒のそばにいる一見遊んでいるかのような生徒たちも、排除されていない、目に見える結果をせかされていない教室空間の中で必ず何かを受け取っているし考えている、少なくともこの生徒たちは不登校や引きこもりにはなりにくいのではないか、と感じました。

笠岡市立小・中学校の学校規模適正化計画改訂版(案)策定に向けた意見交換会では、笠岡でしかできない、笠岡ならではの新しい教育を提供してほしいという声が相次いで出ていました。
このような新しい取り組みのどのような部分をどのような形で義務教育段階の公教育に取り入れることができるのか、模索していきます。

(参考)横浜創英中学・高等学校は2023年4月群馬県教育委員会と教育改革、学校組織マネジメント、教員の働き方改革の研究実践について協定を結んでいます。

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