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【すぐに活かせる】新規クリエイティブを作る際のアイディア起点7選

割引あり

運用型広告で成果を出すために、クリエイティブが重要であることは、言うまでもないかと思います。

そして、常に数字を見つつ、効果の悪い広告を停止して、新しい広告を入れる運用 (PDCAサイクル) を行われている方も多いでしょう。

今回は、運用型広告成功の鍵を握る、クリエイティブPDCAの「スピード」「質」を助けるアイディアの起点を紹介していきます。(まだ数値がない、完全新規のクリエイティブ作成にも使用可能です)

また、バナー広告・動画広告・リスティング広告など、媒体やクリエイティブフォーマットを問わず、活用いただけます。

マーケター・広告運用者・デザイナーの方など、ぜひ参考にしてください!
(事例・図解を用いる等で、わかりやすくなるように工夫しています)

そして、最後には、それぞれの施策における、特徴を整理した表を纏めてます。「簡単に見返すことができて、スグ活かせる」ような表となっているので、ぜひ最後までお読みください。


この記事の目標

「新規クリエイティブを考える際のアイディア起点を増やし、スピーディーかつ質の高い提案やPDCAを回せるようになる」

その後、下記のような成果を得ていただけることを想定しています。

  • 既存プロモーションの数値改善や配信拡大

  • 日々のクリエイティブ業務の時間短縮

  • クリエイティブ提案の幅拡大

それでは、早速アイディアの起点を紹介していきます。

1.効果が良いクリエイティブの横展開

基本の「効果が良いクリエイティブの横展開」ですが、より解像度を高くし、気付きがあるような紹介をしていければと思います。

まずは、「効果の良いクリエイティブ」の判別について、整理します。
ざっくり、ランク分けをすると下記のようなイメージかと思います。

S:CPAが低いかつ、CV数が多い広告
A:CPAが低いが、CV数が少ない広告
B:CPAが高いが、CV数が多い広告
C:CPAが高いかつ、CV数が少ない広告

Sに該当するものを「効果の良いクリエイティブ」と定義することができます。しかし、目標CPAや目標CV数・配信している広告数・事業者都合・広告毎の役割を加味したりと、良いクリエイティブの定義は非常にケースバイケースとなりますので、注意は必要です。

とはいえ、「効果の良いクリエイティブ」の合意形成が関係者間で取れるかと思いますので、そのクリエイティブの横展開を行うことが、本章のアイディア起点となります。

具体例を3パターンだします。

既存クリエイティブの横展開事例

横展開の方法として、下記が挙げられます。

  • サブ的な訴求の変更 (事例のメイン訴求はどちらも入会金0円)

  • 素材の変更

  • デザインの変更

これによって、良い広告と微妙に反応するユーザーを変えつつも、似たようなユーザーをLPに連れていくため、展開前の広告と近い成果を得ることができます。

ただし、注意点として、下記を意識する必要があります。

  • 「誰に」「何を訴求するか」といった大枠の戦略を変えない。

  • 変更点を1つ、多くても2つに留める。

あくまでも本施策は、効果が良いクリエイティブの横展開になりますので、上記のような大きな変化を加えてしまうことで、成果悪化のリスクが高まります。(ターゲットを変える施策自体が悪いわけではないので、別の章で説明します)

効果が良いクリエイティブの横展開にについては、ローリスクで既存の良いクリエイティブに近い効果を出しやすく、PDCAにおける王道手法となります。

とはいえ、大きく変更を加えないので、爆発力には欠けますね。

2.ターゲット (ペルソナ) をずらす

続いて2つ目、「ターゲット (ペルソナ) をずらす」の手法について、解説していきます。

具体例から確認していきましょう。

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