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iPhoneだけでいいポッドキャストの作り方(私の場合)その4

 スマホ(iPhone)だけでポッドキャストを作る方法をまとめています。

 前回よりの続き。

 自分のおしゃべりを録音して、フリーBGMを乗せて、それでなんとなくポッドキャストっぽい雰囲気になりました。ひとり語りで間をもたせるのはなかなか大変なので1回10分くらいが目安ではないでしょうか。聴く人の都合もありますし、それ以上話が長くなるようなら、次回に続きを持ち越すのもありだろうと思います。

 GarageBandで録音・編集したタイムラインを単独の音声ファイルに書き出すやり方がちょっと一見してわからないので軽く説明しておきます。「My Song」というファイル名になっているプロジェクトファイルを選択しっぱなしにするといろんなオプションが出てくるので、そのなかから「共有」を選んで、次に表示される「曲」「着信音」「プロジェクト」の3つの選択肢から「曲」を選ぶと録音したすべての素材が一本化された音声ファイル(m4a)に変換されます。iPhoneの「ファイル」に保存した音声ファイルをポッドキャストのサービスにアップロードすれば、それでポッドキャストの配信は完了です。

 文字だけの説明だとわかりづらいなと思ったのでスクショを載せます。

①GarageBandのプロジェクトファイル一覧。ファイルをタップしっぱなしにすると……
②このようにオプションが出ますから、ここから「共有」を選択
③すると、ファイルとどの形式で出力するかを問われるので「曲」を選択
④音質は「中」でいいでしょう。そんなもんでいいです。右上の「送信」をタップ
⑤すると、どこにファイルを保存するか問われるのでiPhone内の"ファイル"に保存
⑥曲の書き出しが始まりました。
これでiPhoneの"ファイル"内に完パケの番組データが保存されます。

 メインで使用するサービスはかつて「Anchor.fm」と呼ばれていた「Spotify for Podcasters」を使います。AnchorがSpotifyに買収されてから規模が縮小し、アプリでの収録ができなくなってしまいましたが、それ以外の機能は残っていますのでこれを使います。

 サービスに登録したらこんな感じでいろいろ設定をします。Spotifyのアカウントを登録したり、ここに至るまでにいくつかステップがありますが、それはこの手のサービスを使うときには付き物なので説明は飛ばします。

 で、「ポッドキャストの設定」のうち、この「配信可否」のオプションから、Spotify以外のサービスでもポッドキャストを配信するための「RSSフィード」を取得します。

 👆これ。RSS配信の項目にあるこのアドレス(Anchor.fmのフォーマットがまだ使われているが…)をコピーして、それを他のポッドキャスト配信サービスに次々と登録すればいいわけです。
 ※画像にあるのはもちろん私のポッドキャストのRSSフィードなのでご注意。

「Spotify for Podcasters」がこれだけのサービスを紹介してくれました(画面を下にスクロールするとでてきます)。これは「Spotify for Podcasters」の番組トップ画面から各サービスへの配信リンクが載せられますよというだけの話で、結局は個々のサイトに行ってまた1からユーザー登録をして、さっき取得したRSSフィードを行く先々のサービスに登録して再配信の手続きをして、各サービスで作った自分のチャンネルページのURLをここに貼れ、ということです。昔の「Anchor.fm」の頃はほぼ自動で再配信の手続きをしてくれたのになぁ……愚痴を言っても仕方ありません。ここまでできればもうなんの問題もなくポッドキャストが配信できているはずです。私はしばらくこのやり方でやってみたいと思います。(おわり)

 GarageBandの操作方法についてはこちらの記事も参考になりました。

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