「旅する」ことの心地よさ。
6日間という最近ではあまりなかった長旅を終えて家に帰ってきて、
昨日はゆっくり湯船に浸かったし、
なんなら一昨日もわざわざホテルの部屋の風呂じゃなくて、路面電車に30分くらい揺られてまでちゃんとした温泉に浸かりに行ったけれど、
それでもまだ肩はバキバキだし、足もちょっと筋肉痛だし、
旅の疲れというのがしっかり残っているなあ、と。
ただ、この疲れも、
肩のほうは荷物量のマネジメントが下手だったから自業自得だったけど、
足のほうは不快な疲れというより、むしろどちらかというと心地よい方に入っているような感じすらあって、
それはきっとこの6日間で、それなりに「ちゃんと歩いた」実感があったからなのだろう、と思います。
田舎にいると、とかく車移動ばかりで全然歩かなくなりますが、
旅に出るとそうもいかず、やっぱりなんだかんだでたくさん歩くから、
きっと健康面でのプラスになっているはずで。
しかも、見える景色すべてが新鮮だから、歩くことも「めんどくさい」じゃなくて「楽しい」になる。こりゃ、一石二鳥ですね…!
もちろん、普段行かない場所、見ない景色、触れることのない出来事、
いろいろな「はじめて」に出会って、新しいインプットが脳内にどんどん入ってくるのは言うまでもない。
そのインプットをどう生かしていくかはこれからの自分次第ですが、
今の環境だと、そもそもなかなか普段の仕事で新しい人や物事に出会う機会が少ないから、
まずはどんどんインプットを浴びていくことも大事だなあ、とも思うし、
その点でも、「旅すること」って手っ取り早いなあ、と。
今回みたいに何日もかけて遠い場所に行くというのは、さすがに頻繁に行うのは難しいけれど、
せめて、そんなに遠くない場所でも、月に1回くらい、必ずどこかに「旅する」ようにする、というのは、おやすみの日のルーティーンとして意識的に設けてみてもいいのかもしれないなあ、と感じた今回の旅でした。