遺伝子コード
ものすごく凄い人の講義スタッフをしていた時に
プレ講義をしていただいていた。
自分が落ち込みそうになった時には
「浮き輪モード!」という言葉を使う!と聞いた時に
わたしの無意識は
「ドラえもんかっ!」
と呟いた
次に
言いたいことが言えず口籠もる時は
「本音モード!」
さっきとちがい明らかに
ドラえもん口調でいう講師に対し
わたしの無意識が声になった
「チッチキチーか!」
声に出した自分も驚いたが、講義をしていた、ど偉い方が一番驚いたようで
数秒のガン見。
周囲の空気が一瞬で氷点下になったのがわかった。
音声化した
「チッチキチー」がどういう意味か?
またどこで聞いた言葉なのか?
なぜ?今、言葉が出たのか?
初めて聞く言葉に
自分が一番驚いた。
自分はそのことをわかってないから、
その言語を放たれた相手も意味不明のようで
汗かき饒舌に熱く全身の力を込めての講義が
わたしの一言で
固まり凍りつく。
次の瞬間、目にも留まらぬ速さで近寄ってきて
ヘッドロックされたのは言うまでもない。
ドラえもんのセリフのような言葉は
ただの言語でははなく
遺伝子コード言語で
DNAの配列が変わる言語だったことを後々知り。
詫びた。
夏の終わりのイタイ思い出。