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フリーランスなりたてが心身壊した3つの事柄

ごきげんよう!
フリーランスライター&コーチのまなです。

今はのびのびと自由に仕事をしていますが、フリーランスなりたての最初の数カ月は自分の人生の中でもかなりしんどい時期でした。

この記事では、私が心身ともにやられていった事柄を、具体的な心の動きと共にご紹介しています。

これからフリーランスになる人は、私と同じ轍を踏まないよう参考にしてくださればと思います。目次は一見フツーでも、内容は今思い出しても自分の心がヒリつくものに仕上がりました。


念願のフリーランス

就活時代から「私はいずれフリーライターになるんだろうな」というぼんやりした未来は見えていました。

ただ、日本語日本文学科を卒業しただけで、ライターとしての技術や知識もなかったので、ライター職を習うためにも新卒で入社(これも一波乱ありましたが、また別の記事にて)。

エンタメサイトの運営会社に5年間勤務。その後、給料をもっと上げたいと考え、美容・医療業界の門を叩いて2年間勤務。

会社員ライター/編集として働く中で、外でも十分に戦えるオリジナルの文章を書く力+webライターに必要なSEOの技術も見についただろう、と感じ、2024年3月末に退職してフリーランスになりました!やっほい!

最終出社日にカッコつけてインスタに投稿したストーリー画像

フリーランスになって初めて体感した苦しみ

  1. 不規則な生活

  2. 失敗できないプレッシャー

  3. 不安定な収入

フリーランスだし、これらはよく聞くし当たり前。それを承知で辞めたんでないの?と思うじゃん?

私もそこまで無鉄砲ではないので、事前に先輩フリーランスのブログやSNSアカウントなどで、生活面や金銭面のデメリットやについては情報収集して分かっていたつもりでした。

ただ、実際に自分がその状況になるのとじゃあ、話が違うんだな笑

大事なのは、これらがあると自分自身が具体的にどうなるのか。これを読んだ方は、そこまで考えて帰って欲しいです。

不規則な生活

正式な病名ではないですが、予定がないことに恐怖感を抱く状態を「空白恐怖症」と呼ぶそうです(国語辞典「大辞泉」にも新語として採用されてるヨ)。

フリーランスになりたての頃の1日の労働時間は、土日関係なく毎日12~14時間。

今振り返れば「そんな時間かけてやるような、大層な仕事持ってないだろwww忙しぶんなwwww」と笑えますが、その時は、暇がある=仕事がない=稼げず食っていけない、の思い込みができていました。

仕事をしていれば大丈夫、空いている時間は全て仕事関連のインプットに使わなくちゃ、遅く起きたからその分遅くまで“何か”しなくちゃ。

で、本当に四六時中PCを起動させてました。

一度遅くまで起きていると、翌日の日中に眠くなって昼寝して、眠れないのと罪悪感で就寝時間が遅くなって、負のスパイラルでしたね。

いつ寝てもいいし、いつ起きてもいいの、最高じゃん!と喜んでいたのは最初の数週間で、その後は不規則な生活で着実に自律神経がバイバイしていきました👋。

私は真面目な部類なので、強迫観念的な思考ゆえの不規則が出ましたが、これがちゃらんぽらゆえの不規則であっても、こういう生活は確実に身体に不調を引き起こしますので要注意。

失敗できないプレッシャー

会社の看板を背負わないフリーランスになるわけだから、一人のライターとして原稿に責任を持っていこう。

って話じゃなかった。

一人のライター以前に、私は受付/電話対応/経理/総務/営業etc.会社の全てでした。

どんなに質の良い原稿を入稿しても、それ以外の部分で失敗したら、クライアントの信頼喪失に繋がります。

ライター以外の部分でプレッシャーを感じ続けた結果、いつか誰かから自分の至らなさを責められ、梯子を外されるのではないかと、ずっとビクついていました。

ミーティングの時間の1時間前になると、手足が氷のように冷たくなって、動悸と息苦しさが治まらず、いざミーティングが始まってからは緊張で顔が真っ赤になって吃音が増え、日常には慢性的な頭痛や肩こり、腰痛が悪化していきました。

診断を受けてはいませんんが、こうして俯瞰すると適応障害ぽくなってますね、私。

不安定な収入

自分の場合、手元に入るお金が多い少ないの問題ではありませんでした。
不安定さがポイントなのです。

目の前のお金の動きに心を揺さぶられて未来志向ができなくなり、選択肢を探す脳と目が潰れ、目指す先も見失いました

私は成し遂げるべき大きな志を持ってフリーランスになったというより、フリーランスになることを目的にフリーランスになったので、これは大きな落とし穴でした。

何を購入するにも

「今月はこれを買える報酬が入ってきたが、来月は分からないぞ。これを買って来月困ったらどうする?」

のストップがかかり、気晴らしのために行った場所や買った物に対して罪悪感が酷く、全然楽しめませんでした。

身体と心に負荷がかかり続け、それを解消するための方法を手に入れることさえもためらいが出て、人生そのものが自転車操業になりました。

帯状疱疹で強制休養

こんな私の生活は、フリーランスになってから3カ月後の帯状疱疹の発症で幕を下ろします。

人生で一番痛かったし、痛みで2時間も連続して眠れない日が続き、何度も声出して泣きました。

けど、あそこで身体側が「もう無理!休んでくれ!!!」のサインを出してくれなかったら、まだあの生活を続けていたので、結果オーライか…?

治癒後はコーチングを知ったり、ビジネスコミュニティに入ったりして人生がよやく好転し始めましたが、長くなってしまうので、それはまた別の記事で。

それでは、ごきげんよう。

追伸:現在、コーチ業の方は新規をストップさせていただいていますが、来年の4月くらいから枠を広げられる予定ですので、今しばらくお待ちください。

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