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〜初マラソンでサブ4達成のための5ヶ月間 Vol.5 〜 マラソン当日!スタート前~10km地点までの心境とは

スタート地点まで

当日は新宿駅からスタート地点に向かいました。朝早いのに、駅はランナーで溢れかえっていました。それまで、ほとんど一人で練習してきましたし、周りに東京マラソンを走るという人がいなかったので、「こんなに東京マラソンを走る人がいるんだ」と驚きました。
ランナー受付を済ませて、お手洗いに行ったり、ウォームアップをしたりして、スタートするのを待ちます。周りはランナーだらけです。
スタート地点はA~Jぐらいまであり、Aの人からスタートしていくわけですが、私はH地点でした。Aから順番にスタートしていくので、スタートの合図が鳴ってから、私がスタート地点に着くまでだいたい30分ぐらいかかります(笑)
なので、スタートの合図が鳴っても、のろのろのろと歩いて進みます。スタート地点についたら、やっと走り始めることができます。
マラソン前に30分の準備運動としてウォーキングができてラッキーでした(笑)

スタート~10km地点

そしてついにスタート地点。スタート地点を過ぎた瞬間、わくわくが止まりませんでした。
本番までの5か月は自分で思っている以上に苦しいものでした。やっと本番になったんだ、今日で終わるんだ、と思うと嬉しくて仕方がなかったです。

そして、沿道にいらっしゃる皆様からの声援を受け、東京マラソンに出られるというのは本当にラッキーなことなんだ、すごく貴重な経験を今しているのだ、とも感じました
スタートしてすぐ、新宿の街中を走っていくわけです。私と同じスタートグループの方は全員市民ランナーの方かと思いますが、楽しみながら走っている方が多いです。いろんな衣装を着ていたり、周りとみなさまとわいわい走られてる方が一度にスタートしはじめるわけなので、まっすぐ自分のペースで走ることがなかなかできません。
私はせっかちな性格なので、これが耐えられず、どんどんどんどん人を抜いていきました。自分の本来のペースで走れるぐらいスペースを確保したくて、とりあえず最初は人を抜くことにフォーカスしていました。

この時点では、私はサブ4を狙うつもりはありませんでした。サブ4を走り切るには1kmあたり5分40秒ぐらいのペースで最初から最後まで走り切る必要があります。過去5ヶ月間の練習で、私は1回も長距離(20km以上)でこのペースを守りきれたことがありませんでした。なので、奇跡が起きない限りサブ4は無理だろうなと思っていたわけです。

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