投資の前準備について
※ボリュームがあるので、何回かに分割してお伝えしようと思います。
投資を始める時に気をつけてほしいことがあります。それは、「有り金を投資に突っ込んでしまい、明日の生活ができない」という状況にならないよう注意してほしい、ということです。
結論から伝えると、自分の足元を固め、前準備をしっかりしてから、投資をしてほしいと考えてます。
ここで前準備とは、投資するための体制作りと資金作りの2つを意味することとします。
では、どのようにして前準備をするのか。大枠は以下で、過去いろいろ本を読み、自分なりに実践した方法を紹介します。
①1ヶ月の生活費を把握し、ムダを減らす。
②生活防衛費を1年分貯める。
A、会社の福利厚生を使い倒す。
B、税金を取り戻す。
③生活防衛費として貯めていた余剰分を投資に回す。
※この方法は、あくまで私が実践したものです。参考程度にしていただければと思います。いろいろな節約本をお読みいただき、自分に合った方法で実践をお勧めします。
余談ですが、最近は生活防衛費という言葉を聞かなくなってしまいましたね。相場が好調で、それ以外に円安や新NISAといった話題が豊富だからでしょうか。話が逸れましたが、詳細をお伝えしたいと思います。
① 1ヶ月の生活費を把握し、ムダを減らす。
コツは、お金を使ったらすぐにスマホの家計簿アプリで記録することです。最近はクレジットカードの使用履歴から自動で家計簿を作ってくれるアプリもあるので、それらを有効利用するのも一つの手です。もちろん手書きでノートに付けても構いません。
家計簿をつけることは、収支の見える化に繋がるため、本当に大切なことだと思ってます。意外に骨の折れる作業なので、面倒になってしまうことも多々ありますが、強い意志をもって家計簿をつけてください。
そして入力したら、そのまま放置せず、必ずグラフ化して分析してください。合計いくら使ったか、何にどれくらいの配分で使っているか、グラフだと一発でわかります。
あくまで家計簿をつける目的はムダを把握するためです。「家計簿をつけること」の目的を見失ってしまうことがないように気をつけてください。くれぐれも「家計簿を付けたが何も変わらなかった」なんてことがないようにしたいですね。
グラフにして見える化し、分析した結果、私の場合、月々約5万以上のムダな支出が見つかりました。そして、すぐに解約や変更を行いました。
・2年以上利用していないジム会費 5,000円→0円(解約)
・1年以上利用していないWimax通信費 3,800円→0円(解約)
・スマホ利用料金8,000円→1,500円(格安simへ変更)
・ほとんど着ないブランド服の購入費20,000円→5,000円(ユニクロに変更)
・週末の飲み会40,000円→10,000円程度(月4回→月1回 or 宅飲みに変更)
・頻繁なコンビニ利用(スーパーに変更し、できるだけ自炊)
・時間外のATM手数料(時間内にまとめて引き出し)
※コンビニとATMは金額忘れました。
スマホ利用料金について、今でこそたくさんのMVNOが出てますが、当時まだまだ少なかったことを記憶してます。なので、選択肢がすごく限られていたのですが、出たばかりのmineoに飛びつくことで、料金をかなり節約しました。
スマホ通信費に1か月1万も使っている方は、1か月の使用ギガ量を把握し、必要であれば見直してみることをお勧めします。
さらに週末の飲み会は、職場の人間関係や出世に少し影響するので、あえてゼロにはしなかったです。あとお酒が好きなこともあって、飲まないと少しストレスになるため、ゼロにしないようにしました。
ムダを削減することは良いことです。しかし、やり過ぎないことも大事です。例えば、参考書や書籍へのお金をムダと考えてしまうと、自身の未来の成長につながりません。
以前の記事でお伝えしましたが、ラテマネーは、自分一人だけだったら基本的にムダと考えます。しかし今はパートナーがおり、カフェタイムが好きなため、そこはムダとは考えないようにし、許容するようにしてます。
このように、自分のライフスタイルやその時々の状況に合わせて、自分の許容範囲を理解しつつ、ムダを判断することが大事だと思ってます。
①はこんなところです。今回は簡単にムダとわかり、すぐに効果が出るところを紹介しました。それ以外の固定費や変動費の節約については、気が向いたら別途記事にしようかと思ってます。
②以降は次回に続きます。
みなさんが投資で幸せな生活ができますように。マナティー。