暮らしとこころの調律師 ミモザ

暮らしまわりのこと、こころとからだのこと。ケアに関心を持っています。暮らしもこころも身体も、「いい塩梅」になるように、調律師のように調え、巡りをよくするような言の葉を紡ぎます。料理のこと、植物や自然のこと、好きな本や香りのことなど、心地よいものが集う森のような場所。

暮らしとこころの調律師 ミモザ

暮らしまわりのこと、こころとからだのこと。ケアに関心を持っています。暮らしもこころも身体も、「いい塩梅」になるように、調律師のように調え、巡りをよくするような言の葉を紡ぎます。料理のこと、植物や自然のこと、好きな本や香りのことなど、心地よいものが集う森のような場所。

最近の記事

いつか「満てる」その日まで ~BODY JOURNEY~

先週末、古本屋さんに本を売りに行って、売った代金でお迎えした本。 2年ぐらい前に知って、読みたいなぁ、と思いながら後回しにしているうちに忘れてしまっていた本だった。 出会うものには必ず出会うし、出会うタイミングってあるんだなぁ、と、思った。 本の中に、「高知の方言で、『死ぬ・命が尽きる』ということを、"満てる”というんだよ」 という言葉があって。 なんだか、あたたかい気持ちになった。 満てる、って、なんてあたたかい言葉なんだろうか。 この地上でのお役目を満了する

    • 香りが開く、記憶の扉

      とあるオンラインのWSで、「香り」をテーマに話をする機会があった。 私が話したのは、むかし訪ねた場所の食べもの(バングラデシュのビリヤニ)を食べた時に、20数年前にバングラデシュで過ごした日々の記憶がよみがえってきて。 香りが、記憶の扉を開いてくれた、という話。 WSが終わって、夜、ふとアマレットソーダが飲みたくなって。 久しぶりにアマレットをグラスに注いだら、ふいにまた、記憶の扉が開かれた。さっき、香りは記憶の扉を開く、と話したのは自分だったのに。 うかつだった。開くつも

      • 9月9日 重陽の節句の日にしておきたいこと

        9月9日。 今日は重陽の節句。日本の五節句の1つです。 菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべたお酒を楽しんだりして長寿や無病息災を祈願をする日です。 古来の中国では、奇数は縁起が良い「陽数」とされてきました。 一桁の奇数の中で1番大きな9が重なる今日は、陽が極まるとてもエネルギーが高い日とされています。   菊は古来から、「仙境に咲く霊薬」として、邪気を払い長寿の効能があると信じられていました。 朝ドラの「らんまん」の「ノジギク」の回でも、「唐(から)の国で、薬草として使わ

        • 陽射しの強い夏はトマトをお守りに

          数日、少し陽射しが弱く涼しい風の吹く日が続きましたがまた朝からギラギラした陽射しが戻ってきましたね。 今日7/23は二十四節季の大暑。 1年でもっとも暑さが感じられる時、です。 日傘に、帽子と紫外線対策をしてお出かけのみなさん、陽射しの下に出るときには、加えて、ぜひトマトを! ビタミンCたっぷりのトマトは、日焼けした瞬間に日焼けをケアしてくれるので、出かける前にトマトを食べていくと、日焼けケアの下準備になりますよ。 暑さで身体が疲れやすい夏にはビタミンBもしっかりとりた

          秋田道夫さんの「機嫌のデザイン」を読んで考えたこと

          オトナとは、自分の機嫌を自分でとれること 20代のころ、30代の人はオトナに見えた。 30代の頃は40代がオトナに。 でも、自分が実際にその年代になってみるとそうでもないことに気がついた。 もちろん、20代にはわからなかったこと、30代ではできなかったことが わかるようになったり、できるようになったりしていることはある。 でも、だからと言って、いまの自分がむかし考えていた「オトナ」になっているのかどうかは、実はよくわからない。 そもそも、「オトナ」って、何だろう。 いろ

          秋田道夫さんの「機嫌のデザイン」を読んで考えたこと

          暮らしとこころの調律師 ミモザ    の自己紹介

          はじめまして こんばんは。 暮らしとこころの調律師、ミモザと申します。 お料理などの暮らしまわりのこと。 暦のこと、植物や森、美しい色やお香などの心安らぐ香り。 お手当、自然療法。 暮らしやこころとからだをやんわりと調えてくれるものが好きです。 産前産後のご家庭のサポートや、グリーフケアなど、ケアという分野にもずっと関心を持ってきました。 日々の暮らしの積み重ねがその人をつくってゆく。 日常というのは、誰にでも「あたりまえ」のようにあるものだけれど、 とてもパワフルな

          暮らしとこころの調律師 ミモザ    の自己紹介