見出し画像

【動画の紹介】何かに耐えている人へ

今まで誰にもうまく話せなかったことを今日はまとめようと思います。


綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが、私は「出会うべき時に出会うべき人と出会う」と信じています。


私は親の都合で高校の途中で転校しました。
今振り返っても、人生で間違いなく一番つらいことでした。別にいじめられていたとかそういうことはないですし、新しい学校でも友達に恵まれました。
ただ、どうしても前の学校と比べてしまうんですよね。
もし、最初から…1年生の時から転校先の高校に行っていたら間違いなくもっと楽しむことができていたと思います。比べる対象がないから。

あとは最初に通っていた学校は自分で選んだ学校で勉強して受験で受かった学校でしたが、転校した学校はカリキュラムが同じような学校ということで入れさせてもらい、前の学校とは雰囲気も全く違いました。きっとどこかで行きたい学校ではないから…と思ってたんでしょうね。

友達もいる、いじめられてもいない、部活も勉強もそこそこいい成績。
では一体何が不満なんだ、なにがつらいんだと思わるかもしれません。
自分でも分かりませんでした。分からないから誰にも相談できない。
ただ、分かっていることは転校先の学校の友達には決して言えないですけど、前の学校の方が楽しかったということ…。
前の学校の友達から写真が送られてくるたびに切ない気持ちになりました。本当は自分もここに写っているはずだったのにと。
そして友達からは「転校先はどう?何かあったら、私たちのこと思い出してね。」と励ましのメール。思い出すから余計につらいんだよと言いたかった。

周りは何も思ってなかったのかもしれないのですが、やっぱり気遣うんですよ。方言も違いますし、それぞれの地域でコミュニケーションのとりかたも違いますし。
毎日帰って泣いてましたし、何に悩んでいるのかも分かりませんでした。
親も最初は心配していたのでしょうが、何も相談せずただ暗い私に、「何かあるなら言ってくれ、暗いとみんなの雰囲気悪くなるだろ」と言われました。誰のせいで転校することになったと思ってんだよと内心はずっと思っていましたが、親もどうしたらいいのか分からなかったんでしょうね。
だから当時は孤独で誰も味方はいないと思っていました。
長期休みに転校前の場所に帰って友達と遊んで充電して、また今の場所に戻る。
充電してようやく毎日を過ごせる状態でした。


ずっと、「なんで転校しないといけなかったのだろ。」「転校先で得たものってなんだったんだろ。」「転校しない方法はなかったのだろうか。」
と考えていました。あの時は毎日が必死でした。

よく、人生でつらいことが起こったときの考え方として
そのつらいことは、今までの人生最大のつらいことが10だとしたらどれくらいですか?それが8だとしたら、10を乗り越えてきたのだから必ず乗り越えられるから大丈夫という話を聞いたことがあります。

では、10の時はどうすればいいですか。

私はあの時が間違いなく10だったので、当時はどう乗り越えたらいいのか分かりませんでした。もうここで人生終わってもいいと思いました。この先の楽しいことなんて想像できませんでした。


ですが、無事卒業して大学に行き社会人になり今日を迎えています。
辛いときってその時が全てで必死で未来なんて見えないんですよね。
未だに転校した意味を時々探してしまいます。本当は人生の出来事ひとつひとつに意味なんてなくてただ、自分が生み出したいだけなのかもしれないですけど…。
ただ、転校したからこそ友達の大切さを身に染みて分かりましたし、前よりも人に優しくなれた気がします。

この世に生まれて独りぼっちなんてことは絶対にない。必ず味方になってくれる人はいる。
そして出会うべき誰かに出会うために、導かれてきたんだと思います。それが誰かは未だ正直分かっていませんし、自分がただそう思いたいのかもしれません。



でも、自分が思う人生のターニングポイントの出来事って必ず意味があると思います。
だから私は信じています。出会うべき時に出会うべき人と出会うと。

こんな私情の話を見てくださった方ありがとうございました。


最後に私が好きな動画を紹介します。最後まで見たらきっと感動すると思います!↓




                               mana

※このnoteはmana&kanaの共同です。投稿の最後に投稿者の名前を書いています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?