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箱根の休日 2 〜【岡田美術館】日本画の殿堂で秋のお花見を〜

2013年秋、
温泉地として有名な
小涌谷にオープンしたのが

「岡田美術館」です。

殿堂と呼ぶにふさわしい
450点が展示された美術館。


現在開催中なのが
『花鳥風月 名画で見る日本の四季 琳派・浮世絵から御舟・一村まで』
2022年3月6日(日)~2022年12月18日(日)

でした。


これが麗しくて!


5階建ての3階に
その企画展が。

円山応挙の
初秋のモチーフ、綿の弾けた実と
愛らしい子犬の描かれた
《子犬に綿図》

酒井抱一
《月に秋草図屏風》や
鈴木其一
《秋の七草図》など
秋草が艶やかな作品も

尾形光琳の菊が豪華な
《菊図屏風》も
一挙に拝見することができました。

どれも秋の麗らかさを感じる名作で。

その他のフロアは
常設展となっているのですが

こちらにも素晴らしい作品が勢揃い。

東洋の焼き物は
見惚れるものばかりでした。

美術館前の睡蓮です。


コレクションの多さに
海外の美術館で味わう

美術館で歩き疲れる幸せを感じた
岡田美術館でのひと時。

館内は撮影できないため
心静かに作品と向き合うこともできました。



さらに、四季の花々を堪能できる
庭園もございます。

現在は、百日紅、百合、萩のお花が見頃。


庭園には
「開化亭(かいかてい)」という
お食事処(おうどん屋)さんも。

実は岡田美術館となる前
この地にあったのが
開化亭というホテルだったのです。


そして、風神・雷神の大壁画
(福井江太郎《風・刻(かぜ・とき)》)を
見ながら

足湯を愉しめる
「足湯カフェ」もございます。


足湯カフェのみの利用もできますし、
美術館に入館しますと
足湯を愉しむことができます。


今回は、岡田美術館の珠玉の
コレクションを思う存分
堪能できましたので

次回は、
開化亭でのお食事や
足湯カフェでの時間も
たっぷり味わえたらと
思っております。


写真・文=Mana(まな)

『花鳥風月 名画で見る日本の四季 琳派・浮世絵から御舟・一村まで』
会場:岡田美術館

 神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1
会期:2022年3月6日(日)~2022年12月18日(日)
前期:春夏編 ―若冲・御舟・一村など―
   2022年3月6日(日)~7月10日(日)
後期:秋冬編 ―光琳・歌麿・春草など―
   2022年7月16日(土)~12月18日(日)
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:12月31日、1月1日、展示替期間
https://www.okada-museum.com/exhibition/

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