東京の休日 155〜【マリー・クワント展@Bunkamura (渋谷)】1960年代へ”タイムスリップ”したらミニスカートをはきたくなりました〜
『マリー・クワント展』
2022年11月26日(土)~2023年1月29日(日)
(Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷))
とても素敵な展覧会でした。
ミニスカート、タイツ、
ウォータープルーフのマスカラ...
今では当たり前の
ファッションアイテムを
世に送り出した
「マリー・クワント」氏。
彼女が時代の「当たり前」をポップに壊しながら
新しいそれを創造していった物語を
まるで「タイムスリップ」するかのように
愉しめたのです。
...そして、
会場を後にする頃には無性に
ミニスカートをはきたくなっておりました。
その理由を
お伝えしてまいります。
・心躍るファッション
・「スウィンギング・ロンドン」の熱狂
・マリー・クワント氏の美脚
・心躍るファッション
展示室に足を踏み入れた途端に
うきうきとしてしまったのは
今もまったく色褪せない
「マリー・クワント」の
デザインに目が釘付けになったから。
女性の体を美しくみせる形と
明るい色合いは
どれも纏ってみたくなるもの
だったのです。
例えば、
ミニスカートとタイツの組み合わせ。
マリー・クワント氏自身が
着たいと思うものをデザインし始めたところ
瞬く間に人気が出たのだそうです。
25歳の頃のことでした。
・「スウィンギング・ロンドン」の熱狂
そして、
「スウィンギング・ロンドン」という
文化の一端を担うようになります。
これは、1960年代の
ストリートカルチャーを指す言葉。
「ビートルズ」、「ミニスカート」
マリー・クワントが起用した
ファッションモデル「ツイッギー」
などがその中心でした。
新しいファッションに
身を包む若者たちが
新しい考え、習慣、文化を
つくり上げていった過程の
「熱狂」を感じることができ
その渦に巻き込まれているかのような
高揚感を味わったのです。
・マリー・クワント氏の美脚
マリー・クワント氏が
自身のデザインした服を纏っている
写真もいくつか展示されていました。
その美脚には惚れ惚れと
させられたのですが
実は現代では当たり前の
デザイナー自身がモデルとなって
アイテムを宣伝するということを
この時すでに実践していたのです。
ロゴのディジーマークを
商標登録したり
ブランドの海外展開をしたりという
ビジネスの面でも
成功を遂げていたことには
尊敬の念が
湧き上がってまいりました。
どのファッションアイテムにも
ときめきをもらい
1960年代のロンドンの
高揚感に包まれ
さらに
マリー・クワント氏への
憧れから
とうとうミニスカートをはきたくなって
しまったわけです。
ロンドンの名門
「ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館」
の展示品をみられる
とても貴重な機会でもありました。
ミュージアムショップでは、
一目惚れの靴下と
イングリッシュティーを。
1960年代に
マリー・クワントから発売されていた
メイクアップ用のクレヨンが入っていたという
黄色の缶が再現されている
パッケージも可愛いのですが
中身のお紅茶もとても美味しくて。
さらに、
Bunakamura B1Fのレストラン
「ドゥ マゴ パリ」
にていただける
展覧会とのコラボレーションメニュー
「モダンショコラ」も絶品でした。
濃厚なガトー・ショコラとカヌレに
マーブルチョコのちりばめられた
こちらのひと皿。
ぜひ合わせて堪能してみてくださいね。
テラス席に飾られた
クリスマスツリーもお上品で素敵でした。
マリー・クワントの
ロゴマークに用いられている
「デイジーのお花」が
あしらわれています。
写真・文=Mana(まな)
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