私のコロナ禍での舞台裏。
新型コロナウイルス感染拡大につき、生活が変わった方も多いのではないでしょうか。私の生活環境も随分変わりました。3月~5月中の3か月の変化は目覚ましくスピードが加速しました。
そんな中で、実は私、すごく動きやすくなりました。その1つ1つが、自分1人ではできなかった事です。今日はあのセミナーやこの状況の舞台裏をお話します。
①鍼灸雇用セミナー『Tune-up』
中学3年生の時の親友、社労士のゆみと2019年9月のセミナーから始まったtune-upのセミナー。#鍼灸雇用セミナー でTwitterにみなさんに呟いてもらっていますが、ブラック企業が多い鍼灸業界の中で、「ただ知らないだけ」の鍼灸師や鍼灸学生に、働く事を知ってもらいたくて2020年3月、東京医療福祉専門学校を会場として鍼灸学生向け、鍼灸師(オーナー)向けを予定していました。
しかし、コロナがぼちぼち出てきたころ。遠方からのお申込みもあり、飛行機等のキャンセル料を考えたら、早く決断しなきゃ・・・と、私とゆみは2月20日に会場での開催を中止する事としました。
同時進行で、鍼灸zoomをしている岡野インフラ研究所の岡野さん(https://note.com/tsumamigui)に連絡。「助けてください(´;ω;`)」と、zoom開催が可能かを確認していました。
あっさり「いいよやろう」と回答していただき、関係者さんへ報告。告知、変更、導線作り…正直治療院との並行作業はきついものがありましたが、2月27日には皆さんご存知の通り、安倍総理による小学校休校要請が出ました。ホント、ギリギリでの変更にならなくて良かった…10日あってよかった。という思いでホッと胸をなでおろしました。
せっかくお申込みをいただいたのに申し訳ない。参加人数が減ったら、セミナーをやってくれるゆみにも申し訳ない。という気持ちを抱えながらの告知でしたが、実は
参加者さんは増えました。
アンケートを読むと、遠方だから諦めていた/時間的に参加できるようになった/興味はあったけれど、他のセミナーに申込をしていたが、そちらが中止となった/子供が小さいから参加を諦めていたが、オンラインなら参加できるようになった
という目からウロコ状態!鍼灸雇用セミナーは、座学のみの為、zoom開催も無理なく行う事ができました。あれ、これって次もコロナ関わらずzoomで出来てしまうのでは( ゚Д゚)
②オンラインサロン『ここちめいど』
3月のセミナーが終わり、打ち上げで岡野さんに相談をしました。
「2018年からずっと、メンタル疾患を抱えた遠方の患者さんからの問い合わせと、勉強したいという鍼灸師さんの声があって気持ち的に紹介先が無いのが辛い。何等かの方法で解決したい。HOW TOではなく、メンタル疾患の患者さんに寄り添えるような鍼灸師を増やしたい。」
「それはやろうよ、まなのリソースがあれば可能だよ」
という言葉を言ってもらい、数回に渡るMTGを重ねました。それで出来たのが現在のメンタル鍼灸オンラインサロン「ここちめいど」です。
ここちめいど自身はSQ-SALONで2018年頃から名前をみんなに出してもらい、当院のスタッフの子と作った名称で、2019年には商標登録にも出願しました。2020年現在、申請は通ったのでもう間もなく登録証が届く予定です。やった。
2019年の1年間、試験的にオフラインでのセミナーを繰り返す中で、私が届けたい事と受講生さんが欲しいものが合わないというミスも犯しました。その中で「メンタル疾患の方を救う方法がもっと他にもあるのではないか」と、鍼灸以外の方法のが早いのではないか、もう鍼灸師さんに鍼の打ち方とかのHOW TOではない根本を伝える方法なんて分からないからセミナー自体辞めちゃおうかな、とも考えていました。
岡野さんはMTGにて私がやりたい事を聞きながら手段をいくつか提案してくれました。その中で「ん~それはあまり気が進まないです」と正直に伝えると「じゃやめよ」とすぐ違う案を出してくれる。
それによって、私はやりたくない事をやらずに、オンラインサロンを始める事が出来たのです。
また、私がSQ-SALONで見つけたWILLに共感してくれるメンバーを集める為の方法も指導してくれました。
私のWILL。「女性に生き方は自分で作れると知ってもらい、毎日を楽しく安心に過ごす女性を増やす為のセーフティーネットを作ります」
おかげ様で今、オンラインサロンを6名2グループ作っていますが、すぐに定員が埋まりました。2020年5月現在、次の募集の際には教えてくださいという問い合わせも数件いただいています。
今ここちめいどにいるメンバーはこのWILLに共感してくれているので、私にストレスがありません。そして、私が日常的にやっていたこと、共有したい事を見て自分たちで学んでいってくれます。本当にメンバーにも感謝です。
③まな鍼灸堂
オンライン上での動きが活発になる一方で、三重県にある当院にも患者さんの影響が出てきました。
患者さんとしては受診したいけれど、自分がもしコロナにかかっていたら怖いからと遠慮される事が増え、当院としても忍耐の時期に入るなという印象でした。
給付金・助成金・公庫…色んな資金繰りの話が出る中で、最初は大丈夫と思っていてもふと1週間ぐらいで不安になり岡野さんにぽろっと話したところ
「今は貰う事よりも産みだす事に注力して欲しい」と言われ、ハッとしました。今は、受け身になるのではなくて、正解のない世界なのだからまずは色々やってみよう。ダメだったら次にいけばいい。
そんな中で社労士のゆみにもスタッフの働き方の相談をしたり、患者サイドとしての声を拾わせてもらったりで当院の指標が色々と決まっていきました。おかげ様で三重県が緊急事態宣言が出て三重県に休業要請の要綱が出る頃には、私がもしコロナにかかったらスタッフがどうするかという細かい指示まで準備されていました。
あわてず、さわがず出来る事を。不安になりがちな私が相談できる人達がいたというのは大きいなと感じています。
④宴会おかの
宴会おかのって何?という方もいらっしゃると思うのですが、オンラインを使ったスナックです。岡野さんがやってみるという事で乗っかってみました。
ここでは私は鍼灸師としてではなく”米倉まな”として参加をしています。
1000円の有料飲み会で、毎週この時間にオンラインスナックのママをやっています。集まる、というルーティンは休日だらだらと過ごすわけではなく、週に1回は化粧する、鍼灸師以外の人ともコミュニケーションを取る、といった刺激になるなと感じています。
気になる方はぜひ上のPOPのQRコードからオープンチャットにご参加ください!
⑤spoonLIVE
最近ですが毎週月曜日22時から、『月曜日からお疲れさま。こころのお守り』というspoonというラジオアプリを使ってLIVEを行うようになりました。ブログを書く事が昔よりもなんだか難しくなり、頭の整理も兼ねてチャットでのコメントを頂きながらの音声LIVE。
案外と沢山の方が聞いていてくださるのが嬉しいです☺ここで話した事をnoteにまとめて有料で公開させていただいています。今はコツコツだけれど、いずれ患者さんにも届けばいいなという気持ちを乗せながら。
⑤オンラインヨガ
私が直接ヨガをしているわけではないのですが、知り合いのヨガ講師の方が3月4月と全ての教室が休止となってしまった、という話をされ、「参加者さんの身体が固まってしまうのが心配・・・」と気持ちを話されました。
あれ、これはもしや流行りのオンラインヨガが出来るのでは…?と、岡野さんに相談させてもらって導線引っ張ってもらいました。
参加者さんも10名以上常におり、自宅にいながらヨガが出来る。ヨガの時間までにあれやらなきゃという節目になる。ライブなのでその日その時に必要な情報が手に入る、と、アフターコロナになってからも続けて欲しいという需要が参加者さんからあったそうです。
また、講師の先生は60代なので最初は「そんな、オンラインなんて無理無理」と言っていたのですが、息子に言われて(息子が私と友人)やってみよう、とオンラインヨガにチャレンジされました。
その甲斐あって参加者さんも満足、先生自身も参加される講習会がすべてオンライン化していたのでzoomを知る良いきっかけになったと喜んでみえました。オンラインは、一つのツール。目的ではないと確信した出来事でした。
⑥オンライン刺し飲み
私のね、友人に忍者がいるんです。
その友人もコロナの影響でショーや殺陣教室が出来なくなりましたが、その話を聞きながらクラウドファンディングや、オンラインで出来る事もあるよと話をしていました。何か方法があるのでは・・・と思い、岡野さんと忍者の友人と話すきっかけを作り、出来たのが、はいこちら
ノリノリやないかいっ!ノリノリやないかいっ!!(大事な事なので2回言いました)
youtubeとかだと見えない舞台裏と言いますか、囁いて欲しいセリフもいいのですが、それを言った後の照れる姿とか、そゆのがね…かわいい!!!となりましたよ。私。うん。面白かった。楽しい1時間をありがとう。
これって、元々のリソースがあったから出来たけれど、案があったから忍者さんも収入出来たし、ファンの方も「今日はこれがあるから頑張ろう」という動機にもなるしお互いにとって良いよね。
岡野さん、すげえと思った一件でした。
回し者みたいだけれど、岡野インフラ研究所入っています。
回し者感半端ないけれど、コロナの中で私がスピード感早く行動出来たのは岡野さん、そしてインフラ民の協力あってだと感じています。
木曜日にあるMTGも自由参加で、色んな議題をみんなが案を出し合い、その中で研ぎ澄まされていく。誰かが何かをするとき、お互いが応援・拡散をする。それぞれの役割を持ち、自分のやりたい事を前に進めていくスピードは本当にすごいし、この3年間、淡々と鍼灸zoomをやりながら鍼灸業界のオンライン化という畑を耕し続けていた岡野さんが本当にすごいと感じています。他の業界は、「zoomって何?」状態から3月スタートだもの。
ね。私の上の仕事見るだけでも、この3か月で大分やりたかったことが形になっているよね?
自分の使い方は、自分が一番分からないと私は思っていて、それをどう使えば自分のコストを下げたまま最大限に仕えるのかというエフェクトをかけてくれるのが岡野インフラ研究所だと思っています。
今やりたい事があるけれど、どうやったらいいのか分からない方。賛同してくれる仲間が欲しい方。もっと自分の可能性を見つけたい方。一度、軽い気持ちで入ってみませんか?