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NHKスペシャル臨界世界〜生か死か難民たちのゲーム〜からの学び/当たり前に人権の尊重をされて生きることができていることの幸せ
きのうの夕飯後、自宅リビングでテレビを付けていたら、夫がNHKにチャンネルを合わせたんですね。
そしたらこちら↓の番組がちょうど始まったタイミングだったんです。
【こんや放送】
— NHKスペシャル(日)夜9時(土)夜10時 (@nhk_n_sp) February 15, 2025
臨界世界 -ON THE EDGE-
生か死か 難民たちの“ゲーム”
16(日)夜9時~[総合]
「難民輸送ビジネス」が深刻化している。
欧米各国が国境を閉ざす中、
注目されているのが禁断のロシアルート。
命がけで国境を越える難民たち。
法外な報酬を得る闇の“運び屋”。
衝撃の実態に迫る。 pic.twitter.com/NEM5I6LJC7
NHKスペシャル 臨界世界
〜生か死か 難民たちの“ゲーム”〜
というタイトルで番組の始まりの段階から、
「あ、これきっと内容が重ためだわ……………………」
って瞬間的に思ったんですけど、結局最初から最後までぶっ通しで観てしまいました。
私いつも思うんですけど、この番組の作り込みもほんとよくここまで取材したよな💦これ番組スタッフさんの身の安全は大丈夫なん………………?て心配するほど、現場の最前線まで行って取材されてるんですよね。NHKスペシャルとかって。
こちらの番組でフォーカスされていたのは、アフガニスタンの一人の青年だったんですけれども。
確か20歳前後の。
そしてその青年は、母国からアメリカ政権が撤退をして、え〜っとどこだったっけ?ちょっとど忘れしてしまったけれど、とにかくアメリカ政権に代わり国を支配し始めた過激系の組織に家族ぐるみで命を狙われ始めちゃったもんだから、
(青年のご両親がアメリカ寄りの何らかの仕事をしていたとかだったと思う。だから反アメリカ組織に家族ごと命を狙われ始めちゃったのかな確か。)
「わい、このまんまこの国にいても殺されてしまうのを待つだけや😨」
となり、ドイツへ亡命することを決意するってとこから始まったんですね。
そしてスマホでやり取りをして、その青年の亡命を陰ながら導いて青年をドイツへと入国させ、青年に平穏な暮らしを送らせてあげたいって考えていたのが彼のお兄さんだったんです。
あ〜っと……………その兄貴の名前忘れちゃったわ💦
その兄さんが何と言ったかな?パッとの見た目がとてもイイ男だったので、「あっら〜✨兄貴色男♡」そう思いながら観ていたんですけれども。
それでですね。
その兄さんの方は先にドイツへの亡命を成功させており、ドイツにて結婚をし息子さんも生まれて平穏な生活を手に入れつつあったんですね、兄さんの方は。
でも兄さんは国(アフガニスタン)に残してきた家族のことが心配で、家族は皆大変な生活を強いられているのに、自分だけドイツで平穏な暮らしを手に入れてしまった……………って、兄貴は苦しむわけです。
だから兄貴はね、国に残してきた家族全員を助け出すことは流石にできないけれど、せめて未来ある若者である弟だけでも助け出してあげたいとなり、兄さんはドイツでせっせと働いてお金を貯めました。
弟の亡命を手助けしてくれる、運び屋と呼ばれる人達にお金を払って仕事をしてもらう為に。
そしてその運び屋もね、スマホ・ネット上で探すしかないもんだから、もう良心的な業者かどうか、嘘を付いたりぼられたりしないかどうか、本当にちゃんと仕事をしてくれるかどうかもかな〜り怪しい訳なんですよね。
でも戦争とか国内紛争とか、厳しい状況下から逃げ出す、命を守り生き延びる為にはその怪しげな組織に自分たちの未来を託すしかないわけです。彼の弟くんである青年は。
で、その運び屋達はそうして難民となって国外へと逃げようとしている人々を運ぶミッションのことを、
ゲーム
と呼び、命からがら運び屋のことを信じて付いてきている難民の人達からお金を奪い、事前に交わされた約束の通りのルートで運ばずに、荒れ果てた山の中に置き去りにしたりとかしてる訳なんですよ。
そうしてその置き去りにされた山中では、山賊に襲われてボゴボコに殴られたり怪我をさせられたりもしてね。
そして冒頭に登場したドイツへの亡命を希望している弟くんも、なっかなかうまくドイツへとたどり着くことが出来ず、何度も運び屋に騙されて亡命に失敗し国へと戻されってして。
その一方では彼の兄さんも、お金を騙しとられて弟の亡命が失敗しても、諦めることなくまたお金を貯めて弟を助け出そうと試みる訳ですね。
私もうその様子の一部始終を観ていたら、本当にやりきれないような気持ちになりました。
でも彼らは、そうして運び屋に身を委ねる他に助かる道はないんですよね。自分の国にいたらいずれは殺されてしまう訳ですから。
だから世界を広〜く見渡してみると、そういう風にね、
ただ人間として安全に生きることができる場所で暮らしたいだけ。
そういう想いで生きてる若者たちもいるわけですよね。
それがひとたび日本へと目線を戻してみるとどうでしょう???
ちっさなことでうだうだうじうじしてる人、世の中に多くないでしょうか。
ちゃんとご飯も食べられて、あたたかい布団で寝ることが出来て、明日食べるものにも困ってもいないのに?
ちっさなことで悩んで動くことが出来ない。
見てられなくなっちゃうんです私。
そういう方がいると。見ていられない。
って、そういう私自身はというと、まっだまだ何者でもないアラフォー女子ではあるのですが。
長いこと障害や精神的な病を抱える両親のフォローや介助を彼らの一人娘として担いながら(時には自分の仕事、資格取得や家庭を回すなどしながら)自分なりの全力で生きてきた人間なんですけれども。
(自分なりのやり方で心を育てると同時に、自分にできる範囲内の筋トレや運動を継続し、体も少しずつ鍛えながらこれまでやってきました。)
あ、あとは恋愛の方面でもまあまあの修羅場に遭遇したこともありました過去には(笑)
一人の男を巡りほかの女性と、
「あんた誰よ!?」
「あんたこそ誰よ!!?」
みたいなことになりかけた経験もあります。
ハハッ😅😅
だから、今の日本ってなんやかんやと言っても結局そこまでの命の危険があったり、腹切り迫られたりとかもしませんよね?戦国時代でもないんやから。
だからね、つい見逃してしまいがちな幸せ……………
当たり前に呼吸をして人権の尊重をされて生きることができてるって時点で幸せでしょーが!!!
てことを私はこの記事で言いたかったです。
◇
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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