おせっかい
従兄にもらったピンクフロイドのアルバムは「おせっかい(Meddle)」アルバムジャケットは耳の写真と波紋の写真を重ねて焼いたものらしい。
収録曲
One Of These Days
A Pillow Of Winds
Fearless
San Tropez
Seamus
Echoes
一曲目は、プロレス ブッチャーの入場曲。
先回に続き、昔話をもう一つ。
小学校低学年の絵日記を発見した時に、印象的な一日があった。
『こころってどこにあるの?』
詳細には語られていなかった。小さいころによく母から言われていたんだと思う。「どうしてあんたはこころがないの?!」
今から読み解けば、至極簡単なこと。
母親から常に「こころの優しい人でありなさい。」と言われ続けていた。
時々「どうしてあんたはこころがないの?!」となじられた。要するに、母親の思い通りにならなかったからそう言ったのである。
「どうして…?」一見、様式は疑問文だが、結局は母親の怒りをぶつける言葉だった。こんなんだったら、ストレートに怒ってくれた方が混乱がない。
『ダブルバインド(二重拘束)』というベイトソンが提唱した考えがある。親子、教育、上下関係の中ではよく起こる。うちの母親は巧妙に、このタブルバインドを与え続けていたので、小さな私は、押し黙ってしまうという努力をはじめ、感情の引きこもりとなった。
(つづく)
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