世界の誰もがそれを「不幸」と呼んでも
私はお父さんにに殴られて育った。
具体的に描写するとあんまりにも可哀想な感じになってしまうので
やんわりと書いておくのだけれど
殴られるのは日常で
血を見ることも多々あったような気がする。
それがあまりにも普通のことなわけだから
特になんとも思っていなかったし
今もなんとも思ってなくて
たぶんこれからもなんとも思わないのだと思う。
しつけの一環、とお父さんは言っていたし
私自身も「自分が悪いから殴られるんだよなあ」と思っていた。
しつけの一環だからと言って手を上げていいのかと