
269.自分の意識の置き所と進む道を把握すれば仕事も博打も腑に落ちる①
著・三松會 占心行動学塾長 脇田尚揮 ■LINE公式アカウント■
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仕事や博打に取り組んでいるとき、最もやってはならないのは「自分を見失う」ことだと言えます。これは自分の決断に対する確信が揺らいだ時に訪れる心の迷いが引き金となり、自信を持ってアクションを起こせなくなることに原因があります。
そこで自分の“意識の置き所”と“進む道”を把握することが大切になってきます。そのためには3つの進化過程と4つの道から、自分の居場所を自ら問いかけて把握することが必要になります。
まず3つの進化過程とは、自分と相手との関係性における視野の広さと思考の深さによる「対人思考力」のレベルを判断するもの。これはレベル1~3から成り、仕事も博打もプロ級を目指すならレベル3にならなくてはいけません。
まずレベル1は自分の状況や手持ちだけを見て、良いか悪いかを判断して勝負する「I」の段階。そこにおいて相手は関係なく、言わば自己中心的な思考で物事を判断する「自分→自分」の視点。
次に、レベル2は相手に対して今どんな状況で何を考えているのかと探る「YOU」の段階。相手が「何を考えてどうしようとするか」相手の性格や出方を伺い、相手ありきで判断する「自分→相手」の視点。
最後にレベル3は、相手から自分がどう見えているかを考えて戦略を組み立てる「WE」の段階。相手からの目線も判断材料に入れたうえで、自分の選択から駆け引きができるようになる「相手→自分」の視点。
段階1→2→3とレベルアップするためには、場の空気を読んで現状のベストを常に考えて行動することが必要になります。そうしてレベル3の視点を身につけられれば、大局観を手に入れられ“流れ”が見えるようになってくるのです。
次回は4つの道についてお話させていただきたいと思います。
Q.あなたは相手から自分がどう見られているかにより、行動を変えた経験はありますか?