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226.自分固有の運命は日々の精進(「表裏相応」の習慣)で好転させる

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント
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人は弱いものです。心の中に指導者を据えなければ、誰が見ていてもいなくても変わらず言葉と行動を一致させるのは難しいもの。そして、正しい目標と良い習慣を継続し価値ある時間を精進するのは、さらに厳しいものだと感じるでしょう。

そこで大切なのが目標とメンター(身近な心の指導者)、習慣の設定です。精進して時間の価値を高めるには習慣の「継続」がポイントです。夢は細切れに目標は大目標と小目標に分け、そして自分の理想のメンターからは「真似ぶ」姿勢が大切だと言えます。そうすることで初めて習慣の意義が生まれるはず。

習慣を設定する上で大切なのは、簡単すぎず難し過ぎない目標設定(自分の持てる全力の6割程度)から少しずつ負荷を強くすること。もしも、習慣とするものが思い浮かばない場合は散歩など「自然」に接するもの、あるいは「五感」で感じるもの、人の持つ「気」にまつわるものなどを設定すると良いでしょう。

そして、継続を意識するなら阿闍梨僧となる難行「千日回峰行」に倣いつつも、とても緩く1000日継続する「千日習慣行」にできれば理想かもしれません。実際に1000日間かけて習慣を継続すると様々な発見があります。

3日で好奇心がしぼんで止めてしまう壁(3日坊主)があること、30日で脳の神経回路が構築され継続が楽になること、90日で無意識的にやれること、300日で人格の一部となること、600日で才能になること。そして、1000日やると奇跡のような“何か”が起こること。

その“何か”とは習慣により「精進」を続けることで、重要な運の布置(局面)が見えくるということです。これは怠惰に生きていると到達できない境地です。

惰性で生活していると今の自分を向上させる何か重要な兆しがあったとしても、それを感知する好奇心が起こらないためみすみす逃してしまうもの。しかし向上心を持ち良い習慣を続けていると、「RAS(脳幹網様体賦活系)」が活性化し、自分の興味関心のある情報を脳が意識せず集めるようになるのです。

そうなれば、表面的には互いに無関係ないくつかの出来事の間にある意味が分かるようになり、運の重要な布置(局面)が見えてきます。そして、今自分に起きていることの意義や最適解を見極められる。そんな奇跡が起こるはずです。

Q.あなたのメンターは誰ですか? 今叶えたい目標とそのための習慣は何でしょう。


26.占いで過去を知ることの本当の意味