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143.考えて当たって砕ける、砕けてもその破片を拾い集めてまた当たりに行く
著・三松會 占心行動学塾長 脇田尚揮 ■LINE公式アカウント■
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「案ずるより生むがやすし」という言葉があります。あれこれ考えるより先に、まずやってみて加減や手ごたえを掴んでみることの大切さを伝える諺ですよね。これは物事に取り組むうえで重要なマインドですが、場合によっては上手くいかないこともあるでしょう。
それは当然、対象への知識や経験がない状態で取り組むことが通常なので、最初から成功するはずはありません。ただ、むやみに取り組んで可否を決めることは避けたいところ。何かしら目的意識をもってぶつかっていく気持ちを持つことを忘れてはいけません。
似たような言葉に「当たって砕けろ」というものがありますが、これは希望通りの結果にならないかもしれないけど、とにかく勇気を出して行動してみようと実践の大切さを説くものです。
“ダメ元”や“捨て身”とも取られそうなフレーズですが、この後に付け加えるべき“下の句”があると私は考えます。それは「たとえ砕けてもその破片を拾い集めろ」というもの。ただ愚直に当たりに行くだけでは、その次もさらにそのまた次も、きっと何度やっても同じ結果になるでしょう。
だから当たって砕けた後は、その破片を拾い集めて砕けた理由を解析しなくてはいけません。そしてまた当たりに行くのです。そうすれば、いつかは必ず砕けない方法が見えてくるはずです。それは速度かもしれないし、当たり所かもしれないし、タイミングかもしれません。でも、確かに一回一回のトライアルが意味を成してくるはずです。
当たりに行くことは一番大事。でも、当たった後の分析は二番目に大事なのです。
Q.あなたはダメ元で何かに取り組んだことはありますか? そこから得たものは何ですか。