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注射の日

たった今、注射した。意味あるのかな?とか思いつつブサりと腹に注射する。
チクッとして薬液が最後の方になるとズキズキとした痛みがある。薬液が入り始めと途中は痛みはない。
2週間に1度、この作業にも慣れた。
いつまで続くのか?続けるのか?前例がないからなんとも言えない。と医者は言う。
何年も続けていいものなのか?ダメなのか?すら分からない。
注射による副作用が出ていなければ続けても良いんじゃね?って感じで毎回意思確認されるのだ。

医者は続けなさいとは言わない。あくまでも患者の私が続けたいか否かで決めてくださいと。
ずっちぃーよね医者。何かあった時に本人が続けると意思表示したからと逃げ場を作っているように思える。
分からないから。新薬だから。好酸球性副鼻腔炎で使ってる人まだまだ少ないし。前例がないから。
と不確かなことしか言わず、決定権は御自身で。

止めたら悪化します。と言われれば続けるに決まってる。死にはしないとか言うけど、医者は無臭の世界を知らないだろ。匂いのない世界はどんなに辛いか。と心の中で医者に文句言いつつ、ただはい。はい。とだけ返事をしている。

なんだかなぁ。いつまで続けるのかな。不安は消えないね。

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