『VS AMBIVALENZ』(ビバレン)でLIONはぜってぇ負けねぇ
皆さんは『VS AMBIVALENZ』というコンテンツをご存知だろうか。
『VS AMBIVALENZ』(ビバレン)。9月15日に始動したばかりの生まれたてほやほや赤ちゃんコンテンツである。
ストーリーやらは詳しく書くより上のツイートにある"CV.安元洋貴"の動画を見て欲しいが、簡単に説明すると、近年話題の『アイドルオーディション番組』的なやつ。
とんでもなくデッケェ芸能プロダクションが開催したオーディションで、応募者13万人の中から最終審査に残った14人。この中から7人を選ぶのだが、ビバレンの最大の特徴はコレ。
二者択一。
各候補生には担当カラーが割り振られており、1つの担当カラーに対してメンバーは2人。その担当カラーを2人で奪い合うのである。地獄かな?オーディション番組の造詣が深くないんですけど、どのオーディション番組もこんなことをしているの?
ちなみにこの2人のキャラクター、1人の声優がCVを担当している。つまり投票結果次第で悲しくなる声優ファンがいない。上手いこと考えてんなぁ〜!
とはいえ、まだ始まったばかりのコンテンツ。
投票も始まっていなければ、詳細なストーリーも配信されていない。世界観や投票システムなんかは、誰でも公式HPを見ればすぐに追いつける内容だ。
プロジェクト始動の9月15日に発表された各担当カラーとライバル同士がこちら。
…さぁ皆さん。ここでお気づきの方もいるだろう。
一等目を引く激マブ男の存在を。
PASH!+紹介記事より
そう…「孤高のカリスマ ホワイトタイガー」ことLION(レオン)。
気合の入った眉の剃り込み、信念の強そうな瞳、白い髪に映える生え際の黒色。 見た瞬間から「最高…」と独り言を呟いていました。顔からして強そう。公式ツイの顔の角度がもう世間への『強者』感を醸し出していますよね。う〜んこれ書くために改めて顔みてるけど、顔がいいな…
公式HPのプロフィールを見るとより最高さが高まります。
なんてったって跡取り息子。家柄も良いわけです。イッセイ(青色の1人)との関係性も匂わされており、アイドルコンテンツにおけるキャラクターとして十分な魅力を持ち合わせています。
どうやらこのオーディションは父親に参加させられたようですが、そんな彼のオーディションにかける想いが「INTERVIEW」から垣間見えます。
「好きで参加したわけじゃない」
「興味ない」
「さぁ…強いて言うなら誰にも負けるつもりはない」
少ない言葉の中に、彼のアイドルにかける想いの強さ。そしてその自信が見られます。しかもCV.畠中佑。ぶっきらぼうな中に熱い想いが染み出してる。天才。金一封。
また、公式HPには趣味や好きなものなんかも掲載されており、LIONは全て「未回答」なのですが独自調査でぜ〜んぶバレてる。なんなら結構具体的にバレてる。そんなところも愛しい。
こういう男は周年記念ライブのMCで静かに男泣きするし、LIONの隣でコメントするメンバーが感極まって言葉が出てこなくなったら横から抱きしめてその喜びをステージ上で共に涙を流しながら噛み締めるし、アルバム収録曲の作詞作曲LIONの楽曲が「グループのこれからを、このメンバーで歩みたい」みたいなメッセージが込められていてオタクが泣いてトレンド入りする。
そんな男、推すに決まってんじゃん…
しかし、このコンテンツの特徴であり火種である「二者択一」システムによって、このLIONにも同じ声帯を持つライバルが存在します。それがこちら。
PASH!+紹介記事より
ふ〜ん………LIONよりも柔らかそうな白髪が可愛いじゃん…?
確かに黒いしっかりとしたまつ毛だったLIONと違って、柔らかさが際立った白いまつ毛がより担当カラーらしさを出してるし?そんな白いまつ毛に縁取られる中で煌めく蜂蜜色の瞳も綺麗だし?
でもまぁ、キャッチコピーは「孤高のカリスマ ホワイトタイガー」の方が強そうだし…「腹黒ブラコン麒麟児」より…
ん?
「ブラコン」?
『なごむ』の『弟』!?!??!?!??!?!?
分かりいただけただろうか。
そう。この男、コンテンツ内に"兄"がいるのである。ちなみにその兄がこれ。
PASH!+紹介記事より
このKAZUという男。浅沼晋太郎の声帯を持つ兄を持ち、しかもその兄を超がつくほど尊敬している。「INTERVIEW」でも兄のことしか喋らない。ポーズも兄弟でシンメにしている。兄も兄で、弟について言及しており、その2人の関係性が濃密に、しかもプロジェクト始動初日から見せつけられているのである。
これが真実の感情であれ、「腹黒」特性を回収するための布石であれ、どちらにしろこれに興味を惹かれるオタクは多いだろう。
そんなんズッリィじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!
『兄弟』なんて…そんなん…そんなんズルい!!!!!!!!!!!!!!!
何が言いたいかと言うと、こういった投票コンテンツで重要となるのは、ファンの母数だけではない。
特に「2人のうち1人を選ぶ」場合、重要となるのは『浮動票』である。
例えば
なごむを推す人間が「なごむくんが弟と一緒に合格してほしい!」と思ったり、
別のキャラクターを推す人間が「菊龍兄弟は一緒にステージ立ってほしい」
「デュエット曲とか出してほしい」と思ったり。
そういった「KAZU担ではないが、兄弟並んでいるとこ見たい」といった白以外の票がKAZUに集中する恐れがある。
そう、これはLION担とKAZU担のタイマンではない。「グランツ」(ビバレンファンの総称)全体の投票バトルである。
これがCD購入者による投票制なら話は違ったかもしれない。しかしながら、ビバレンはSNSによる1日1回の無料投票。投票の数は限られており、金という力による暴力も意味をなさない。
…
…
…
ぜっっっっっっってぇ負けねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
例え、兄弟の間にクソデカ感情があったとしても、それを乗り越えた後により強い兄弟の絆があったとしても、LIONは負けねぇ。俺が負けさせねぇ。
俺はお前を周年記念ライブでメットライフドームに連れて行くし、お前が超絶バチバチカッケェソングを歌うのをこの目で見るまで死ねない。畠中祐という恵まれた声帯を持ったLIONという男が歌う様、踊る様を見るまで、死ぬことはできない。
ソロでやっていける実力があるLIONを、グループでデビューさせて、仲間の存在の大切さを抱え、「個人ではなく、このグループで成功したい」と思い、前に進んでいく様を見るまでは、この狂いを止めることはできない。
兄弟枠に日和ってる奴いる?いねぇよなぁ!!?
そんなわけで私はこのLIONという男を全力で応援する。
KAZU担のグランツには申し訳ないが、絶対にLIONを担当カラー白でデビューさせる。そのためならプロジェクト初日からこんなnoteを書くことも辞さない。
覚悟してくれ。君たちが相手取るのはこんなに狂ったオタクだということを。
皆さんも、この『VS AMBIVALENZ』というコンテンツに興味があったらぜひ公式HPを一目でいいから見ていただきたい。LIONやKAZU、NAGOMU以外にも個性豊かな面々が揃い、それぞれ「1人2役」を担う声優たちの演技が光る。
2人に1人しかデビューできないとしても、新しい推しとの出会いは人生を豊かにするだろう。
公式HP内のMEMBERより
えっ、まだ4時半…?
まだ出会って4時間しか経ってないってマジ?