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ウイスキーフェスと一社のメーカー評議員募集の説明会
ガロアの入稿とフェスの準備に忙殺されていたが、6日の金曜日には中国の大芹蒸留所の呉さんと葉さんが事務所に来訪。空港から直接来てくれたもので、今回のフェスに出るのも、その目的のひとつだという。大芹は福建省の山の中に2012年~13年にできた大型蒸留所で、創業したのは台湾の宜蘭県出身の呉さん親子。カバラン同様、モルトウイスキーのみを造る蒸留所で、生産規模は800~900万リットルというから、これまたカバランクラス。
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葉さんは広東省の人で、今回大芹が第2蒸留所を造ることになり、その出資者のひとりだという。すでに今年4月には起工式が行われていて、蒸留所予定地の近くには、1000室のホテルも完成している。生産規模は大芹の第一よりも大きく、年間2000万リットル近いという。詳細については今イチ不明のところも多いが、来年4月の竣工式にはぜひ招待したいという。チャンスがあれば、ぜひ行きたいものだ。お土産として大芹の10周年記念ボトルと、来年の干支ボトルなどをいただいた。
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7・8の2日間は今年最後のウイスキーフェス。例年どおり、高田馬場のベルサールで開かれたが、1部から4部までのチケットは早々に完売。各部1500名近い人が訪れ、大人気のフェスとなった。ブース数も130近くと過去最多。これ以上は入らなく、いくつかの会社については断らざるを得なかったところもある。できれば、来年4月下旬に開かれる横浜フェスに回ってほしいと、お伝えした。
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今回のフェスでは私も2日目の4部でGMのセミナーをランキンさんと共同で開催。その前にBSフジのインタビューがあり、さらにインド大使の訪問対応などもしていたため、疲労こんぱいだったが、28名の参加者があり、5種類の超レア物を堪能。ボトル総額が300~400万という、トンデモナイ、テイスティングで、さらに抽選で1名に1949のストラスアイラなどのミニサンプル瓶が当たるという前代未聞のセミナーだ。改めてGMのすごさを見せられたテイスティングセミナーとなった。
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また、ウイ文研のブースとは別に今回検定やコニサー、TWSCのブースも出していたが、一番手前には一社日本ウイスキー文化振興協会(JWPC)のブースも出展。そこでは主にピンバッジやトートを応援購入してくれた人に特典を案内。さらにマクアケの一口1000円という応援キャンペーンも行った。2日間で100名近い方に参加いただき、大変ありがたいと思っている。
さらに、各部10分ほど私の方からその趣旨を説明し、ジャパニーズの法制化がいかに急務かについて話させてもらったが、一般愛好家からの賛同者は500名近くがすでに名乗りを上げてくれていて、金額も350万円に届いている。残りあと1ヵ月、全力で応援を募りたいと思っている。
フェスは一般愛好家に向けてのアピールだったが、昨日の月曜日(9日)は、朝11時からウイ文研のスクールを使って、メーカー評議員募集の説明会を開催。フェスの振替えでウイ文研のスタッフは休日だったが、一社のMさんと、私の2人で10時前から準備し、15名くらいの参加者を得て、会を開催。7月1日に一社を立ち上げてから、110社近いジャパニーズウイスキーの生産者の方に、メールをお送りしてきたが、現状20社くらいの賛同しか得られていない。
マクアケでクラウドファンディングをやっているのも、何とかしてこの問題を周知させたいとの思いからだったが、思うようには行っていない。ウイスキーの造り手にも同様の問題意識を持ってほしいと、何度も話してきたが、残念ながら現在までに5分の1の20社ほどである。マクアケが終了する来年1月から、一社の活動を本格化させようと思っているが、いかんせん孤軍奮闘という感が強い。ジャパニーズウイスキーの未来のためにと動いているが、所詮、一民間組織では限界があるということかもしれない。
しかし、フェスで200名近い賛同者の方が私のところにきて、「頑張って下さい、応援しています」と言ってくれると、力も湧いてくる。老体にムチ打っても、来年はジャパニーズの法制化に向けて邁進しようと思っている。そうでないと、10年後にはジャパニーズはないかもしれないからだ。
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