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自己紹介 #はじめてのnote


上海は外滩(バンド)の朝の景色

みなさん、こんにちは。はじめてnoteに参加します。よろしくお願いいたします。

自己紹介

定年の足音が近づいてきた会社員です。
埼玉県出身、大学を出たあと新卒で今の会社にいます。いろいろチャンスをいただき、フランスで4年半、中国で8年間駐在させてもらいました。そこで得た経験は自分の宝です。ジャンルは特に固定しなく、SNSでは書けないような思いなどを書いていこうと思います。

孫氏の兵法

自分の考えの中で大きなウエイトを占めるのがこの孫氏の兵法です。
戦いの本と思われがちですが、2000年以上もたち、ビジネス論や人間関係にも使われています
上海に住み、中国語もある程度できるようになりましたが、語学学校には自腹で通っていました。
当時は40代後半の駐在員(男性がほとんど)に対し1対1で教えてくれる先生が皆20代、30代の女性とあっては嫌でもモチベーション高まります。
そんな中、一通り会話ができるようになりビジネス中国語や新聞のコピーを読んで解釈したりするのもつまらなくなってきました。
仕事も日中関係が悪い時期だったので業績も上がらず辛い時期でした。
そんな時日本から取り寄せて読んだのが超訳 孫氏の兵法でした。
夢中になって読んでいるうちにこれを中国語、それも当時の古文で読みたいと思うようになり学校にお願いしました。

学校側はいったん当惑したものの受け入れてくれて古文・現代文・戦争中の事例・ビジネス・処世術が各章セットになっている教科書を用意してくれました。当時は担当の先生は学校側がアレンジして決めるのでどの先生になるか当日まで分からずウキウキしていたものですが、孫氏の兵法に関しては担当の教官を固定でつけてくれました。彼女とは帰国して7年たった今でも繋がっています。

日曜の朝9時からのレッスン。時折彼女は辛そうです。話を聞いたら僕に1時間の授業をするためだけに前の日深夜2時まで3時間かけて文献や判例を準備しているそう。それにはいたく感動し、こちらも真面目に受けるようにしました。(いままで真面目じゃなかったんかい!)

戦略は戦いを略す事

日本は正々堂々、正面突破という言葉が貴ばれています。もちろんスポーツはそれでよいです。が、ビジネスの世界でもそれが必要でしょうか?もちろん倫理や法に触れることはNGです。
でも・・ある店で割引始めるとお互いが疲弊するまで割引合戦になったり、(空輸会社の入札やオートバイなど)あるヒット商品がでるとすぐに真似したり。それで無駄になることが多いです。孫氏の時代は戦国時代なので一つの国に勝っても自らが疲弊したら他の国に滅ぼされます。先に紹介した超訳孫氏の兵法でもドラゴンボールの戦いを例に挙げ、「勝った!」とボロボロになって倒れこむのは愚の骨頂とされます。
如何に戦わずに勝利を得るか?(負けないか?)が大事だという事でした。

敵の大事なものを奪え

孫氏の兵法の中の一つの戦術です。九地篇の中に「先夺其所爱」先にその愛するものを奪えとあります。

人間関係で僕はこの言い方が好きです。何も相手の大切な人を人質に取ったり盗んだりすることではないです。
会社の同僚や友人との関係を築くのに「相手の大事にしているもの」を理解し、リスペクトする事とあります。
野球が好きな人なら昨日の試合の話をしたり、ペットを飼っているならその話題に触れたり。(中国の田舎に出張した際に犬の料理が出ましたが、その話を犬好きにすると嫌われます)
誰でも大事にしているものはあるのでそこを大事にすると人間関係が良好に育つという事でした。





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