心が疲れたときこそ銭湯へ行こう。
こんにちは。
MaMoroom.のMoです。
世界中でコロナウイルスが流行っていて、不安と心配な毎日を過ごしております。普段と違う生活を強いられている方やコロナの影響で忙しくされている方もいると思います。
今回は、ストレスが付きまとう世の中で生きるあなたに送りたい、身体だけでなく心まで癒してくれる銭湯のお話です。
私は今関西の京都で一人暮らしをしています。住み始めて数年たつのですが、実は京都には銭湯がたくさんあります。
京都市内だけでも97店舗もあります。意外と多いですよね。
私も生活をしていると、住宅地の中にポンっとこんなところに!というところに銭湯の暖簾を見つけたことが何度もあります。
京都の銭湯はほとんど1回450円と決まっており、ワンコインで薬風呂や泡風呂、電気風呂、サウナなどを楽しむことができます。
お店によっては貸しタオルやシャンプーなどが無料で使えるところもありますが、基本的には自分で持って行かないといけないところが多いです。
ですが、忘れてしまっても大丈夫!タオルや石鹸、小さいシャンプーはその場で販売しているところがほとんどなので購入できます。
私の近所には3店舗ほど銭湯があり、存在は知っていましたが行ったことはありませんでした。
先日両親が来た時に、せっかくだから行ってみようかということになり初めて銭湯に行ってきました!
住宅地の中にある銭湯屋さんで、暖簾がかかっていないと銭湯だとは気づかないような古民家風の銭湯でした。
建物に入るとまず履き物を靴箱にいれ、ここから男女の脱衣所に分かれます。
女性の方のドアをガラガラと開けると、番台におばあちゃんがくまちゃんのワッペンが付いたレトロなエプロンを着て立っていました。
私が行った銭湯はタオルやシャンプーを無料で貸してくれるところで、タオルは自前の物を持っておりシャンプー類だけ貸してもらおうと思っていました。
シャンプー貸りてもいいですか?と言うと、優しい顔で「タオルは持ってるの?」と聞いてくださいました。
レトロな銭湯に優しいおばあちゃんが番台にいるというだけで、すでに私の中では「なんて平和な場所なんだ」と、鬼滅の刃の伊之助じゃないですがほわほわしました。
脱衣所も言うなれば、まさにサザエさんの世界のような雰囲気でした。
ロッカーや衣服を入れるかごなどが昔から使っているものがそのまま残っているという感じでした。
さっそく衣服を脱ぎ、風呂場へと行くと大きなお風呂が4つT字に並んでおり、洗い場が2列ほどありました。
壁にシャワーが固定されているのを見たのは初めてでした。
形もレトロだなあと思いましたが、水圧もやさしい強さでそれさえもなんだかほわほわしました。
体や髪を洗い終わり、ゆっくり泡風呂に浸かっていると常連さんらしき方たちが続々と入ってきました。
そこで知ったのですが、常連さんたちは銭湯で会うと「こんばんは」とあいさつし、先に上がるときは「お先です」と言って銭湯の中では銭湯コミュニケーションなるものが繰り広げられていました。
いいお湯につかりながら常連さんたちの平和なやり取りを聞くという
白い蒸気でいっぱいの空間の中、体も心もほわほわです。
その場所が日頃の忙しない生活から一番離れた場所だと感じました。
お湯から出て着替え終わり、男風呂に行った父を外で待とうかとドアの方へ行くと、番台のおばあちゃんが「今着替えてるから、もう少しやわ。中で待っときなね。」と言ってくれました。
私たちが同じタイミングで入店したので、おばあちゃんにはお見通しだったようです。
番台は男の人の脱衣所にも面しているので、気を利かして確認してくれたようでした。
その後、父が出ようとした時に「終わったよ」と声をかけてくれました。
銭湯のお湯で身体はもちろん癒されましたが、こんな風に心までほわほわに癒されるとは思いませんでした。
存在はもとより知っていたのだから、もっと早くに来たらよかったなと思いました。
その後も何回か癒されに行きましたが、毎回おばあちゃんは笑顔で迎えてくれました。
銭湯って存在自体が癒しで、番台のおばあちゃんがいることで癒し指数が爆上がりするのです。
また、心が疲れたときにほわほわを求めて訪ねたいと思います。
みなさんの近所にも銭湯あるかもしれませんよ。
ぜひ心も癒されに行ってみて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
MaMoroom.のMo
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