まもり

はじめまして。病院で働く薬剤師です。「100歳まで元気で長生き」がモットー。花粉症や認知症といった健康に関する話題とお薬にまつわる話を、わかりやすくお届けしたいと思います。

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最近の記事

劇症型溶連菌感染症(STSS)が急増中:子どもによくみられる「溶連菌症」とは区別が必要です

「劇症型溶連菌感染症(STSS)」とはどんな病気? 劇症型溶血性連鎖球菌感染症(STSS)は、溶連菌の一種であるA群 溶血性連鎖球菌(溶連菌)が原因で発症する感染症で、「ヒト食いバクテリア」と呼ばれることもあります。 STSSは、通常は細菌が存在しない血液や筋肉といった組織に溶連菌が侵入し、数十時間以内に手足が壊死したり、複数の臓器が機能しなくなるなどの深刻な症状が急激に進行(劇症化)し、発症した方の30%の方が死に至るという、致死率の高い感染症です。 溶連菌が劇症

    • ペットボトル症候群に注意!熱中症や脱水症の予防に大切な水分の摂り方

       暑い日が続くようになりました。  体が暑さに慣れていないために発汗がうまくいかず熱が体内にこもってしまったり、大量に汗をかくことで起きる熱中症や脱水症が気になりますよね。  これからの季節、ペットボトル症候群に気をつけながら上手に水分を補給して熱中症や脱水症を予防しましょう。 1.脱水症と熱中症  大量の発汗があったり、水分の摂取不足のため体外へ排泄される水分量が減少することによって、のどが乾いたり、尿量が減少したり、集中力の低下やめまい・吐き気などの症状を示すのが「脱

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